「考え方が変われば、行動が変わる。行動が変われば、結果が変わる」
前職の上司が口癖のように言っていたフレーズです。
特に「行動が変われば、結果が変わる」の部分は、当時も今も自分自身で強く意識していることのひとつです。
ここ最近、個人ラジオのネタが多いのですが、ご了承いただき…。
僕は今月、個人ラジオを再開し、4回の配信を行いました。そして、実は(というほどのことでもありませんが…)未配信の放送分もすでに3回分録り終えています。
その3回分の放送は一昨日の夜に2回分収録して、その翌朝、1回分を収録しました。立て続けに収録をしたのは、型と感覚を自分自身に“染み込ませたかった”から。正直、染み込むまでにはもうしばらくかかりそうですが、でも、たったこれだけでも「結果」が変わりました。
なにが変わったか?
ゆっくりと話すことで、“自分自身で、自分の言葉を聴く”ことができるので、言葉の選び方が少しレベルアップして、相手への“伝わり度”も変わりました。その結果、コミュニケーションの(相手が理解してくれる)スピードが上がり、新しい仕事がひとつ、想定していた以上のスピードで決まりました。これは間違いなく、話し方を意識したことによる成果です。
さらに書くと、“自分自身で、自分の言葉を聴く”ことで、頭が冷静になれて、集中力も上がったと思います。事実、あるプロジェクトの企画を考えているとき、「頭の中の情報を整理して、企画書にまとめるまでに6時間くらいかかりそうだな…」と思っていたことが、たった3時間で終わったのです。冷静さと集中力の向上。これも間違いなく、ラジオ収録の副次的効果です。
小さなことかもしれませんが、行動を変えたことで、結果が変わったと実感できたことです。
ただ、ここで行動を止めてしまうと、身につけつつある型も崩れるし、自分の言葉を“自分自身で聴きながら”話せないときに戻ってしまう。そう、「行動が変われば、結果が変わる」とは、行動を止めるという“行動をしたとき”もまた、結果が変わって(元通りになって)しまうことなのだな、と。