自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

“打率10割バッター”に、明るい未来はやってこない 〜「昨日までにはなかった一手を」と、常に考えている

【リニューアルしました!】ぜひお聴きください!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

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最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方

昨日の記事を読んでくれた方から「で、“幻の3つ目”は何だったのよ?」という質問をいただいたので、今日は(書きたかった記事を後回しにして)昨日の続きを書いてみたいと思います。過去にも似たようなことを書いたことがあるので、記憶に残っている方は途中で読むのを止めて、よかったら『個人ラジオ』でも聴いてみてください。

 

さて、まずは昨日の記事をざっくりと説明すると、「20代の頃の僕が、行動力を上げるためにやったこと」について書きました。詳しくは昨日の記事を読んでいただきたいのですが、書こうと思っていた“幻の3つ目”は「3割バッターを目指す(=10割バッターを“目指さない”)」というものでした。

 

行動力が鈍くなる人の特徴のひとつに、「(過度に)失敗を恐れる」というものがあります。
「仕事ができないレッテルを貼られて、評価(信頼)を落としたくない…」とか「ただただ怒られたくない…」とか「失敗して、笑われたくない…」など、あれこれとネガティブな感情が湧き出てきて、自然と10割バッター(=“1回も失敗しない人”)を目指そうとしてしまいます。

 

たとえば、同じ3本のヒットを打ったとしても、3回打席に立って、3本のヒットを打った人と、10回打席に立って、3本のヒットを打った人では、この時点で行動量に大きな差が出ます。しかも、前者の1本は野球に例えると、すでに10対0くらいで負けていて、ランナーなしの相手も油断している中で、三塁線にセーフティーバントをするような「狙って打てるヒット」だとしたら、後者のヒットは1点差で負けていて、でもランナーが二塁、三塁にいる中での、試合を決める「相手も絶対に打たれたくない中での価値あるヒット」くらいの差がある。そう、ヒット1本の価値も違う(野球に詳しくない方、申し訳ありません…)。

 

さらに書くと、“7回の失敗”で得た学びは、次のホームランになったり、後輩たちに貴重なアドバイスができる経験にもなったりする。「3割バッターを目指す」というのは、行動力を上げるとともに、より多くの経験値や学びを得ることでもあるのです。

 

昨日と今日で書いたことは20代の僕が行動力を上げるためにやってきたことですが、3割バッターを目指し、むしろ10割バッターになってはダメだ! というのは、40代になった今も実践していることです。

 

たとえば、ニッポン手仕事図鑑をより多くの人に知ってもらいたい今、いつもやっている手法をただ繰り返していても価値は少ないし、結果も出ない。だから僕は「昨日までにはなかった一手を」と、常に考え、実践しています。言うまでもなく、その一手には多数の凡打が含まれますが、その凡打を打った経験が、次の打席に二塁打になり、タイムリーヒットになったりするのです(最後まで野球の話で申し訳ありません…)。

 

少し長くなりましたが、今日の記事で書きたかったことをひと言で書くと、「凡打には明日につながる価値があるので、どんどん打席に立とう!」ただそれだけの話でした。
20代の人は特に意識して実践してみてほしいなと思うのは、30代、40代になったときに効いてくると、43歳の僕が断言できるからです。
3割バッターを目指して、どんどん打席に立ちましょう。