日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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あなたも知らず知らずのうちに、「失注」している…かもしれない

少し前に、興味深いツイートを見かけました。

 

ある人が「テイストが素敵! イラストをお願いしたい!」と心から思えた絵描きさんを見つけ、ホームページから依頼しようとしたところ、予算と納期が書くところがあったそうです。ちなみにチェックボックス等の選択ではなく、テキストで記入する方式。

 

発注しようとした方は「予算の相場って、どのくらいだろう? 安く提示したら、不快に思われるかも…。納期も急いでないからいつでもいいけど、『いつでもいい』って言われたら、逆に困るだろうな…どのくらいがいいんだろう? どうしよう…」と迷った挙げ句、発注を見送った…というエピソードでした。

 

依頼者はテイストが好みだったので、きっと発注したかった…はずなのに、“発注できなかった”のです。そして、絵描きさんは知らず知らずのうちに失注していたのです。

 

この話を聞いたら、皆さんは絵描きさんにいろいろとアドバイスができると思います。「希望納期は『1週間以内』『2〜3週間』などと、チェックボックスで選べるようにしてあげるといいよ」とか、「予算も『1万円ならここまで、◯◯まで必要なら、3万円』など書いてあげたほうが、頼む側もイメージしやすいよ」とか。

 

でもこれって、依頼者がどんなふうに困っているかを知ったからできること。皆さんは自分の仕事の中で、同様のケースを未然に防げていると、自信を持って言えるでしょうか? きっと多くの人は困っていることを事前にイメージできず、知らず知らずのうちに失注してしまっている。絵描きさんの失注は決して、他人事ではないと思うのです。

 

利用者のときの自分が不満に思うことも、サービス提供者の立場になってしまうと、見えなくなってしまうことも多い。ゴールデンウィークも明けて、明日から仕事がはじまる人も多いと思います。こういうことにも丁寧に、目を向けていきましょう。