自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

20代の僕が“行動力を上げるため”にやってみた「2つ」のこと

意識を変えようとするだけでは、人はなかなか変われないものです。
今日のテーマでもある「行動力」ひとつとってみても、「よし、行動力を上げよう!」と意識するだけでは、行動力を上げるのは難しい。なので僕は行動力だけでなく、自分の何かを変えたいと思ったときは、意識だけでなく、行動や仕組み、環境を変えることをまずは考えるようにしてきました。

 

では、「行動力を上げたい!」「フットワークを軽くしたい!」と考えたとき、まずはどんなことを変えてみたのか。今日は20代の頃の僕のお話をしてみたいと思います。

 

まずひとつ目は、「持ち物を減らす」です。
持ち物を減らして物理的に軽くなると、頭の中がスッキリとして、思考も軽くなり、結果的にアクティブになれる=行動力が上がるとよく言われます(研究でも証明されているそうです)。事実、僕も20代半ばになってからより行動力を上げるために、持ち物を減らし、結果的にそれまでの自分より行動力を上げることができました。

 

「所有するものを少なくする=余計なものを捨てる」を意識するので、大事なモノだけを見極める力が身につきます。つまり、頭の中にある情報も同様に大事なものだけを残そうとする癖がつき、その結果、(物理的なものも頭の中の情報も)無駄なものがなくなるので、選択が必然的に早くなり、迷いもなくなり、行動力が上がる。そういうことかなと思っています。ちなみに持論ですが、モノの片付けが下手な人は、頭の中にある情報の整理も下手くそです。これは間違いない。

 

次にふたつ目。「自分が今いるその場所を、パワースポットにする」。

 

たとえば、僕が日々使っているいくつかのノートは、決して高級品ではありませんが、自分が心地よく使えるものです。そして、相棒の万年筆と落書き用のボールペンがそこにあって、周囲の雑音をかき消してくれるイヤホンと美味しいコーヒー、息抜きに読む本(主にKindle)、さらに綿棒と爪切りがあって、スマホにつけている娘オリジナルの手仕事図鑑ストラップが見えるところにあれば、それだけでどこにいても気分よく仕事ができます。

 

僕にとっては気持ちよく仕事ができる場所が一番のパワースポットなので(サウナや釣り場よりも…)上記のモノさえ持っていれば、オフィスにいても、カフェにいても、ホテルにいても、そこがパワースポットになる。その場その場でエネルギーを貯められるということは、その場その場で行動力を上げるモチベーションになるということです。

 

だから、その場をパワースポットにできる“持ち運べるアイテム”を見極めておくことは、行動力(とモチベーション)を上げるために、とても大事なことだと僕は思っています。皆さんは何が手元にあれば、一番とは言えなくても、その場所がパワースポットになるでしょうか?

 

本当は“3つのこと”として、もうひとつ書きたいことがあったのですが、長くなってしまったので、今日は「2つ」で終わります…。もうひとつは、また後日。