自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

2020-01-01から1年間の記事一覧

自分のプロジェクトを、「100%失敗“させる”」方法(のひとつ)

僕はこれまで、異なる企業でさまざまな「プロジェクト(=事業)」を立ち上げてきました。「成功」と呼んでもいいかな? と言えるものもあれば、当然「失敗」としか言えないものもあったりするわけですが、その中で難しいなぁと感じているのは、成功したプロ…

「気合いを入れる」とは、体を壊すくらいまで無理をすることではない

今の時代とは若干逆行するところもあるかと思いますが、昭和生まれのガチ野球部育ちなので、僕はどちらかというと「気合いを入れる」という表現は嫌いではなく、むしろ肯定的に使うタイプです。 でもこの場合の「気合いを入れる」とは、決して「体を壊すまで…

「書けない」と「書かない」の間には、大きな川が流れている

このブログでは過去に何度か、『「◯◯」と「◯◯」の間には、大きな川が流れている』という“切り口”で記事を書いています。ちなみに一番よく読まれているのが、『「やろう」と「やった」の間には、大きな川が流れている』という記事。お時間に余裕がある方は、…

尊敬される人間性を兼ね備えた「40代の共通点」

40代になった人の、きっと10人中9人が感じているであろうこと。それは、「意外に中身は、20代の(学生の)頃から変わっていない…」ということ。たぶん、皆さん、そう思っていますよね? でも、世の中はだからと言って甘えさせてくれることはなく、そこそこ経…

スピーディな決断には、「◯◯」と「◯◯」が必要だ

ニッポン手仕事図鑑には、「PRチーム」という通称のチームがあります。現在は僕を含めて4人のメンバーがいるのですが、年明けにまたひとり新しいメンバーが加わるため、5人のチームになります。ミッションとしては、ニッポン手仕事図鑑の認知度と可能性を広…

なぜ、「70点」ではなく、「60点」でリリースするのか?

新しいサービスやプロダクト、あるいはプロジェクトを世の中にリリースするとき、皆さんは感覚的に“何点”くらいまで煮詰めることができたら、リリースするでしょうか? もちろん、理想は100点だと思いますが、でもそれだとリリースまでに時間がかかるし、ス…

リーダーの仕事は、“1年後”のチャンスや売上げをつくること

「リーダーの仕事って、なんですか?」リーダーという役割を与えられている人にこんな質問を投げかけてみたら、おそらく十人十色の答えが戻ってくると思います。そう、答えはひとつでもなく、正解もないからこそ、リーダーというポジションでの仕事は難しい…

大学受験に全滅した僕が、「先生になる」という夢を叶えることができたワケ

今日は久々に、大学で授業を行いました。成蹊大学の皆さん、今日はありがとうございました!はじめてのオンライン授業だったので、なかなかペースがつかめず噛み噛みだったのですが(それはいつものことか…)、オンラインならではの距離感もあり、楽しい時間…

2021年のテーマに合わせて、「テーマカラー」を決める

今日は、特に役に立つ話にならないかもしれませんが…。 僕は昨日、来年の手帳(の色)を決めました。ここ7〜8年ずっと使っていた「EDiTの1日1ページ」を卒業して、「モレスキンの1日1ページ」にすることにしました(今日、無事に手元に届きました)。そして…

「即答力」と「アドリブ力」を磨くためには、“自分事化”することが大事

ごくごくたま〜にですが、企画会議やミーティングが終わったあと、同じ場にいた人から「なぜ、即答できるのか?」「なぜ、そんなにアドリブでアイデアが出てくるのか?」と質問されることがあり、ついでに「どんな“トレーニング”や“勉強”をしたら、そういう…

世の中の人を喜ばせるには、まず仲間から

昨日、ニッポン手仕事図鑑の新しい番組『Bar KO-BO』がスタートしました。視聴者からの評判もなかなかよく、何より初対面の職人さん同士がとても楽しんでくれたので、これからも頑張って続けていきたいと思います(この番組をなぜはじめたのか? そんなお話…

発想力を豊かにして、企画力や感性を磨き、想像力やクリエイティブ脳を鍛えるトレーニング

僕が普段やっている仕事はときに「クリエイティブな仕事」とかっこよく表現されたりしますが、もっとわかりやすく書くと「課題を解決する方法を考える仕事」です。制作する映像もWEBも紙のツールも、企画するイベントも講座もツアーも、すべての仕事には“誰…

「正解」を探すのでなく、「そのときのベスト」を探す

「正解はない」新型コロナウイルスがあらゆる希望を奪っていった2020年、実は(というほどでもないのですが…)僕が一番意識していた言葉です。 「正解はない」と考えることで、次の行動の選択肢の幅が広がるのはもちろん、自分の中に入ってくる情報量も増え…

インプットは「自分の中に入れた情報の量」ではなく、「行動するきっかけになった回数」が大事

ここ最近は「情報発信」や「プロジェクトの進め方」「メディアのつくり方」に関する講義をさせていただく機会が多いのですが(来週はオンラインですが、久々に成蹊大学で講義!)そのときにほぼ毎回お話をするのが、「情報発信は届けた人数ではなく、フィー…

アンテナの感度とは、「小さな違和感」を大切にすること

今日、大阪環状線に乗って、奈良に向かっている途中のこと。席に座りながら「この移動時間を少しでも無駄にしちゃいけない!」と、スマホで必死に仕事をしていたのですが、その最中、僕の耳が“ある言葉”に反応しました。 「まもなく、◯◯(駅)に“着きます”」…

「頭」で書いて、「心」でチェックする

企画書、キャッチコピー、プレゼン用のスライド、メール、SNS、社内資料…。「文章離れが進み、時代は映像や音声だ!」と言われる時代の中で、意外にも文章を書く回数や量は減っていなかったりする…いや、むしろ増えているという人も多いのではないでしょうか…

大人だって、「訊く」「調べる」「考える」の判断を間違える 〜仕事のスピードと精度を上げるために大切なこと〜

数日前のことだと思いますが、タイムラインにこんなツイートが流れてきました。 『中3娘に「セブンイレブンで84円切手を1枚買ってきて」と頼んだら、「文房具売り場になかった」と言われました。そういえば切手はレジの方に直接言わないと買えないって教えて…

僕が情報発信やローカルメディアの講座で伝えたい「たったひとつ」のこと

今週は火曜日に青森県五戸町、水曜日に青森県六ケ所村、そして今日は長野県千曲市で、地域からの情報発信やWEB(ローカル)メディアの運営について、お話をさせていただきました。 参加者の方が何を求めているのか、本心の部分はなかなか読めないところがあ…

最強だった僕らのチームの「唯一の弱点」〜リーダーが部下から“奪ってはいけない”もの〜

自慢話で恐縮ですが…。僕は小学校の頃から野球をやっていて、それなりに結果を出して、それなりに注目される選手でした(それなりに、のレベルですが…)。 進学した神奈川県鎌倉市の中学校には近隣の6つの少年野球チーム(=3つの小学校)から選手たちが進学…

転職の回数は、そこそこ“多い”ほうがいい

今日は珍しく、転職についてのお話を。 一応、面接をして、採用を決める立場にあるので、ごくごくたまに「転職の回数は、気にされますか?」という趣旨の質問を受けたりします。 先に答えを書いておくと、「イエス」です。それは決して、少ないほうがいいと…

「ワクワクしながら考えるプロジェクト」は楽しくなるし、「失敗を気にしながら考えるプロジェクト」はつまらなくなる

最近、新しいプロジェクトがいくつも動き出し、「とにかく、まずはやってみよう!」とあれこれと動いてみた結果、メンバーも僕もひぃひぃ言う日々を過ごすことになっているのですが…それはさておき。 僕がここ最近改めて、強く、そしてシンプルに真理だなぁ…

職人さんを応援したい人は、職人さんに“応援してもらえる人”になろう! 〜日本のものづくりに貢献する仕事がしたい人が大事にするべき「ふたつのこと」〜

来年の1月、ニッポン手仕事図鑑に新しい仲間が加わるのですが、その仲間も僕らが採用活動をしていたからではなく、「日本のものづくりに貢献する仕事がしたい!」とラブコールをいただき、いろいろと話し合った結果、(弊社に足りないポジションを埋めてくれ…

企画を考えることを仕事にしたい人が、自分の頭の中から捨てなければならない「フレーズ」がある

「企画を考える仕事で食べていきたいなら、あるいは、企画を考えることで世の中の役に立ちたいなら、絶対に言っちゃいけない言葉があるんだよ。それはね、『何も出てきませんでした』という言葉」 二十代の頃、そんなふうに教わってきました。 僕は社会に出…

やっておいてよかったことは、「10年後」にしかわからない

「これをやる意味ってあるのかな?」「これって将来、役に立つのかな?」 今、自分がやろうとしていることについて、こんなふうに迷い、悩んでいる人は多いと思います。そして、悩めば悩むほど、一歩目を踏み出すタイミングは遅くなり、熱量も落ちてしまう……

言葉の選び方で、「その次の行動」は大きく変わる

「『仕事をください』と営業活動をしないと成り立たないのであれば、やめようと思っています」「広告費は、つまらない商品をつくったことへの罰金だ」 上の言葉は、ブランドプロデューサーの柴田陽子さんの言葉で、下の言葉はフェイスブックの創業者であるマ…

「負けるプロジェクト」は、ペースメーカーが“後方”にいる

今日は少々ドライな話になってしまうかもれしれませんが、つらつらと書き進めてみたいと思います…。 行政や民間企業を問わず、何かプロジェクトを動かそうとするとき、そこには当然「チーム」というものが生まれます。そして、チームで動く以上、そこにはメ…

リリースするサービスの名前も、子どもの名前と同じように、たっぷりの愛情を

僕は新しいメディアやサービスをリリースするとき、名前にはとてもこだわります。なぜなら、名前には自分の“愛情”がこもるから。言うまでもなく、今までリリースしてきたあらゆるプロダクトには、たっぷりの愛情を込めています。 たとえば、自分の子どもの名…

あなたを応援してくれる人たちの「燃料」は何か?

もし身近に、自分(たち)を応援してくれている人がいたら、顔を思い浮かべてみてください。その人たちの「あなたへの想い=“炎”」は、今は小さな火種(=たったひとり)かもしれませんが、そこから小さな炎(=数人)となり、そして、いつしか大きな炎(=…

次につながる「負け方」を習得する

ビジネスは「争い」ではありませんが、勝ち負けがついてしまうシーンが多々あります。僕らの仕事の身近なところで例を挙げると、自治体の「プロポーザル(=複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定し、業務を…

僕の企画書にはなぜ、“あの人”や“あの人”の名前があるのか?

ここ最近の僕らの企画書には、ツイッター上でやりとりしている人たちの名前が、よく登場しています。許可を取らなくても許してくれそうな人のお名前をお借りすると…たとえば、三戸町で丸末果樹農園さんの「食べチョクPM」をされている五十嵐さんや、『Skima…