自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

アンテナの感度とは、「小さな違和感」を大切にすること

今日、大阪環状線に乗って、奈良に向かっている途中のこと。
席に座りながら「この移動時間を少しでも無駄にしちゃいけない!」と、スマホで必死に仕事をしていたのですが、その最中、僕の耳が“ある言葉”に反応しました。

 

「まもなく、◯◯(駅)に“着きます”」

 

社内のアナウンスの「着きます」という言葉に、違和感を覚えたのです。
「あれっ、関東では『◯◯に“到着”します』って言わないっけ? いや、『まもなく、◯◯(駅)〜、◯◯(駅)〜』って言ってたっけ?」

 

気になった僕がツイッターでそのことをつぶやくと、何人かの人が反応をしてくれました。

 

そのあと、なぜ、その違いがあるのか?(実は違いはなく、全国共通の言い回しなのか?)を、まだ徹底的に調べたわけではないのですが、僕が大切だと思っているのは、こんな小さな違和感を感じたとき、そのままにせず、なぜそう感じたのか? と自分自身に問いかけ、考えて、「調べる」というアクションを起こすこと。それこそが「アンテナの感度」と呼ばれるものだと、僕は思っていたりします。

 

日常の小さな違和感を見つけたとき、見て見ぬ振りをせず、ちゃんと拾って、その正体について考え、調べる。その繰り返しが小さな違和感(=次につながるヒント)を見つける目を養い、「アンテナの感度」と呼ばれるものを高めてくれる。

 

だから、僕も普段から無意識にやってしまうことですが、電車に乗っているときにイヤホンをして“いつもの”音声コンテンツに耳を傾け、“いつもの”スマホの画面に目を落とすのは、本当にもったいないなぁ…と。そんなふうに反省したりするのです。