自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

インプットは「自分の中に入れた情報の量」ではなく、「行動するきっかけになった回数」が大事

ここ最近は「情報発信」や「プロジェクトの進め方」「メディアのつくり方」に関する講義をさせていただく機会が多いのですが(来週はオンラインですが、久々に成蹊大学で講義!)そのときにほぼ毎回お話をするのが、「情報発信は届けた人数ではなく、フィードバックの数が大事」ということ。僕自身、そう定義しています。

 

で、それと同じくらいに僕がいつも強く意識しているのが、「インプットは自分の中に入れた情報の量ではなく、行動するきっかけになった回数が大事」ということです。

 

わかりやすく書くと、10冊の本を読んで、1回の行動を起こしたAさんと、1冊の本を読んで、3回の行動を起こしたBさんであれば、あくまでも僕の中での「インプットの量」はB さんのほうが多いと定義される(異論は認めます!)。

 

それは先ほども書いたように、僕が「インプットとはそもそも、行動するためのきっかけ」と考えているからでもありますし、何よりも行動することで得られるインプットが成長を促し、未来をつくる財産になると考えているからです。そう、行動のきっかけにならなければ、インプットしたとは定義しない。

 

情報発信とは何か? なぜ大事なのか?
インプットとは何か? なぜ大事なのか?

 

大事なことのはずなのに、改めて自分自身に問いかけてみたとき、実は定義が曖昧だったりすることは多々あります。そういうことをひとつひとつ定義(=言語化)していくことができると、自分の中での迷いもなくなり、気持ちよく仕事ができるようになるし、スピードも上がる。

 

僕の場合は「情報発信」や「インプット」でしたが、ひとりひとり、大事なものは違う。それらの定義がまだ曖昧だったら、そろそろ年末ですし、来年に向けて、しっかりと定義する時間をつくってみるといいかもしれません。