自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「正解」を探すのでなく、「そのときのベスト」を探す

「正解はない」
新型コロナウイルスがあらゆる希望を奪っていった2020年、実は(というほどでもないのですが…)僕が一番意識していた言葉です。

 

「正解はない」と考えることで、次の行動の選択肢の幅が広がるのはもちろん、自分の中に入ってくる情報量も増えて、さらには自分とは違う価値観も受け入れられるようになり、人とのコミュニケーションも変わってくる。

 

そして何より、43歳になった今、自分のこれまでの人生で選んできたことが「正解だったのか? 他に正解があったのではないか?」と考えるのではなく、「正解はないんだから、充実感と達成感を大事にしよう」と自分自身に言ってあげることで、次の一歩を踏み出すことも楽しくなり、逆風が吹く中でも積極的に動くことができたと思います。

 

新しい一歩を踏み出す。
新しい挑戦をする。

 

そのときに自分の心の中に占める「辛さ(ネガティブな感情)の割合」と「楽しさ(ポジティブな感情)の割合」を比較したとき、ネガティブな感情が勝ってしまい、その挑戦が楽しくなくなってしまう人は少なくありません。当然、上手くいくはずのことも上手くいかず、積極性もスピードも失っていく。

 

「正解」を探すのでなく、「そのときのベスト」を探す。そして、そのベストは時代とともに変わる。今のベストが来年のベストではない可能性は高いし、もっと書くと、今日のベストが、明日のベストではないことも当たり前の時代だったりする。

 

自分自身へのメッセージとして、もう1度、書いておきます。

 

「正解」を探すのでなく、「そのときのベスト」を探す。
そう思ってこれからも、一歩一歩、歩んでいきたいと思うのです。