自分の仕事は、自分でつくる

すべてを引き寄せる、「実行力」の磨き方

なぜ、「70点」ではなく、「60点」でリリースするのか?

新しいサービスやプロダクト、あるいはプロジェクトを世の中にリリースするとき、皆さんは感覚的に“何点”くらいまで煮詰めることができたら、リリースするでしょうか?

 

もちろん、理想は100点だと思いますが、でもそれだとリリースまでに時間がかかるし、スピードも落ちて、チャンスも逸する。だから、世の中のビジネス書ではよく「100点ではなく、まずは70点でリリースしよう!」と書かれていたりするわけです。早い話が、一旦リリースをして、マーケットの反応を見よう! ということです。

 

でも、個人的な感覚の話をすると、僕は“60点”くらいでリリースをしてしまいます。

 

60点の基準は「使いたいかも!」「参加したいかも!」と言わせるレベルには至っていないけど、「“なんか”良さげじゃない?」「“なんか”ワクワクする!」と期待してもらえるレベルです。逆に50点はワクワクまで至っていないので、興味を持ってもらえない…と定義しています(個人的な感覚値です)。

 

で、なぜ60点でリリースするのか?
それは、自分やチームの“中だけ”で70点まで仕上げ、80点になったサービスやプロダクトと、まずは60点まで仕上げてリリースし、周囲からのフィードバックをもらいながら80点まで持っていったサービスやプロダクトでは、同じ積み上げた80点でも、そこには“ひとつの差”が生まれるからです。

 

その違いをひと言で書くと、「愛着」。
まだまだ未熟なところから育っていく過程を知っているサービスやプロダクトには愛着が生まれるので、長く付き合ってくれる。反対に、ある程度完成された状態でサービスやプロダクトを受け取ったとして、満足度は同じでも、そこには「愛着」が生まれ“づらい”(生まれないわけではない)。

 

だから、僕は愛着を共有するために、ほんの少し早めに、サービスをリリースして、人を巻き込む。もうひとつメリットを書くと、いろいろな知恵やアイデアが入ってくるので、80点に至るまでのスピードが早くなったりもする。そう、だから自分がワクワクしてきたら、リリースして、一緒に育ててもらうのです。