自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

新社会人の皆さんは、どんなことができるようになったら、次のステージに進む?(転職をする?)

はじめて就職した会社はもちろん、転職した次の会社でも、またその次の会社でも、僕は初出社の日までに決めていたことがありました。それは、どんなことができるようになったら、次のステージに進むのか?(言い換えると、転職をしたりして、働く環境を変えるのか?)を決めておく、ということです。

 

今日は4月4日で、今日が初出社日だ! という新社会人も多いと思いますので、僕が人生ではじめて就職したときの話でもしたいと思います。

 

僕がはじめて就職した会社は、自社でフリーペーパーを発行していた編集プロダクション。新しいフリーペーパーを創刊するということで、採用枠が3名のところ、“4人目”として採用され、僕は社会人としての第一歩目を歩みはじめました。そう、どんなことができるようになったら、次のステージに進むのか? を決めて。

 

入社したばかりのまだ22歳の僕は、どんなことができるようになったら、次のステージに進もうと考えていたのか? それが、以下のふたつです。

 

「フリーペーパーで連載を持ち、2年以上継続する」
「会社で一番大事な仕事を任されるライターになる」

 

期間は3年。これを成し遂げることができたら、次のステージへ進もうと僕は考えていました。
結果、その当時の僕はまあまあストイックに仕事をしていたので、2年半で掲げていた目標を達成することができました。そして転職先として選んだのは、取材力を身につけることができて、Webメディアにも携われる広告制作会社。そこで師匠と呼ぶコピーライターのTさんと出会いました。

 

どんなことができるようになったら、次のステージに進む? それをいつまでに成し遂げる?

 

たとえるなら、プロ野球選手が「チームが優勝して、キャリアハイの成績を残せたら、メジャーリーグに挑戦する」というような目標を掲げるようなもの。成し遂げたからといって絶対に辞めなきゃいけないなんてことはなく、その会社で他に成し遂げたいことが出てくることもある。そう、大事なのは、常に次のステージを見据えておくこと。

 

どんなスキルを身につけて、どんな成績を残し、所属している会社にどこまで貢献して、次に進むか。
ただ目の前の仕事を一生懸命にやり続けることも大事ですが、それらをいつも頭の片隅に置きながら考えて動いているだけで、20代後半、30代前半のキャリアはもちろん、未来にやれることも、手に入れられる自由も大きく変わるはずです。

 

社会人になってからの2年間で、その先の未来は大きく変わるので、新社会人の皆さんは1日1日を丁寧に過ごしてください。