以前、こんな記事を書いたことがあります。当時は結構読まれた記事で、昨日の夜にふと、この記事のことを思い出しました。
なぜ思い出したのかというと…。
昨日は雑誌『TURNS』と『ニッポン手仕事図鑑』の両メディアの懇親会がありました。それぞれのメディアから5名ずつ参加して、総勢10名で美味しい料理やワインに舌鼓を打ちながら、今後のことについてあれこれと語り合いました。僕と同じテーブルには昨年TURNSに入社した新卒2年目のゆうたくん、今年4月にニッポン手仕事図鑑に入社してくれた新卒社員のYさんがいたのですが、新卒2ヶ月でこういう場を経験できるのは、本当にうらやましいな、と。
で、本題。
僕が冒頭の記事を思い出したのは、「本物を知る経験は、やっぱり大事だよなぁ」と思ったから。
料理やワインが最高だったのはもちろん、シェフやスタッフの接客も素敵で、さらには百戦錬磨のTURNSプロデューサー 堀口さんの話をじっくりと聞けるのもなかなかできない経験。つまり、うちの新卒社員は昨日1日で、料理、接客、体験談と、いくつもの“一流”に触れることができたのです。これを知っているのと知らないのでは、今後の仕事に大きく影響するし、人生の豊かさだって変わってくる。
20代は、何にお金を使うべきか?
そう、一流に触れる経験です。
ちなみに「一流」とは、自分が思う一流でいい。高いお金を払わないと手に入らないものだけが一流ではありませんから。いや、むしろ意外とそんなに高いお金を出さなくても、一流に触れることはできたりする。そう、冒頭の記事の藤巻さんのような手段もありますから。