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ニッポン手仕事図鑑の採用基準と、今のメンバーたちはなぜ採用されたのか? という話

ニッポン手仕事図鑑は2019年、2020年、2021年と、毎年1名ずつ採用をしています。
順番に、ビデオグラファーの熊谷くん、プランナーの近藤くん、プランナーの藤本さんです。

 

なぜ、彼らを採用したのか?
先にひとつだけ書いておくと、彼らを採用したとき、ニッポン手仕事図鑑は「採用活動をしていなかった」のです。

 

では、本題へ。

 

いきなり話が飛びますが、「経営の神様」と言えば、誰を思い浮かべるでしょうか? そう、松下幸之助さんです。有名な話ですが、松下幸之助さんは「成功の条件はなにか?」と問われたとき、「頭の良さでも勤勉さでもなく、運と愛嬌だ」と答えたそうです。そして、採用でも「運がいい人、愛嬌のある人」を条件としたと言われています。

 

正直、僕は基本的な情報を除いて、松下幸之助さんのことをそこまで深くは知りません。だから、この部分については前後の文脈があるのかもしれませんし、松下幸之助さんの受け売りでもないですが(そう思われても全然OKです!)僕の採用の条件も同じで、まさに「運がいい人、愛嬌のある人」なのです。

 

事実、そのくらいしか見ていないので、(採用した人ほど)面接時間は短い。どのくらい短いかというと、面接を受けた人が「絶対に落ちたと思った」と、その帰り道にハローワークへ行くくらいに…。なのでここ最近は無理やり長くしていたりします…。

 

それはさておき、冒頭の3人の採用基準は、まさに「運がいい人、愛嬌のある人」だったからです。手仕事図鑑のメンバーを知る人なら説明は不要かと思いますが、3人には愛嬌があります。

 

では、「運」はどこで見ているのか? 松下幸之助さんのように、面接で「あなたは運がいいですか?」と聞いているのか? いや、聞いていません。

 

冒頭で3人を採用したときはいずれも、ニッポン手仕事図鑑として「採用活動をしていなかった」と書きましたが、でもそのとき僕の頭の中には、「そろそろ、採用したいな。採用してもいいタイミングではないかな? 本格的に採用を考えようかな?」という思いがあった。そのタイミングで、「働きたい!」と連絡が来たので、「これは“運”命かもしれない!」と1度会って、その1回目の面談で採用を決めているのです。

 

ありがたいことに、ニッポン手仕事図鑑にはこの数年、新卒や中途を問わず、「働きたい!」という連絡が多い。でも、どんなに素晴らしい人でも(事実、「できれば、採用したいなー!」という人が多い)そのタイミングでは採用できない。そう、そのタイミング“ではない”からです。

 

でも、3人は「ナイスタイミング!」というときに、「ニッポン手仕事図鑑で働きたい!」と連絡をしてきてくれた。これも彼らが持つ運ですし、引き寄せる力でもあるのです。この運を持っているかどうかは、経験や頭の良さよりも大事だと思っています。

 

以上が、僕が3人の採用を決めた理由でした。そう、いい加減なものなのです。