自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

リーダーシップ

「馬鹿な上司」を見極めるコツ

「会社は3年未満でも辞めていい! 石の上にも3年を信じるな! バカな上司の下に3年になるぞ!」と、ツイッターには定期的に、そんなメッセージが流れます。 僕もこの考えには、どちらかというと賛成です。特に学生から社会人になったばかりの頃は、どんな人…

「自分のタイプ」を見誤ってしまうと、苦しくなってくる

昨日、会社の役職者会議の中で、僕はこんな話をしました。「会社が求めるリーダー像はあってもいいけど、リーダーには“ストライカータイプ”のリーダーもいれば、“ゴールキーパータイプ”のリーダーもいる。それを押し付けてはならない」と。 何が言いたかった…

リーダーの資質=志+行動+情熱×伝える=突破力

つい先日、「リーダーに必要なものは、突破力だ!」ということが書かれた記事を読みました。この考え方には、僕も賛成です。新しいプロジェクトをはじめるときの、そして、それらを推し進めていくうえで必ず立ちはだかる困難を乗り越えるための「突破力」は…

40代が見せるべき「背中」とは何か?

今日は書こうと思っていたネタを変更して、ふと夕方にツイッターでつぶやいたことについて、書いてみたいと思います。 何をつぶやいたかというと、「40代が見せるべき背中」について。 40代の僕らが、20代の憧れや希望にならなかったら、彼らは自信を持って…

リーダーが教えなければならないのは、後輩や部下が“5年後に感謝できる”アドバイスをすること

僕が「リーダー」と呼ばれるポジションに就いたのは、まもなく20代が終わりを迎えようとしているタイミングでした。そこから試行錯誤しながら、リーダーとしての役割とはなにか? 後輩や部下に何をしてあげられるのか? を自分なりに必死になって考え、その…

老害って、なんだろう?

「老害って、どんな人のことを言うんだろうね?」時折、そんな話になることがあります。そして、だいたいの場合において、「自分の立場や役職にしがみつき、若い世代に譲らない人」という結論に至ります。結果、理想的な世代の交代が行われず、組織の若返り…

リーダーに大切なことは、「禅語」と「ジブリ」が教えてくれる

禅では「不立文字」と言って、言葉で教えること、伝えることが難しいことに、言葉を多用してしまうという意味の禅語があります。どんなに言葉を尽くしても、結局は似て非なるものしか伝えられない、と。つまり、仏様の教えなどは、師の心から弟子の心へ直接…

ひとつの“質問”が、次の一歩を踏み出す勇気を与えてくれる

数日前にこんな記事を書きましたが…。「安易な責任のない意見」に、振り回されるな! 〜イチローの言葉に学ぶ~ - 自分の仕事は、自分でつくる あのイチロー選手が、ついに引退することになりました。最後の交代シーンの映像がツイッターに流れてきたので観…

インプットの質を最大化するには、「教える」が欠かせない

ヨーロッパの大学の研究結果に、こんなものがあるそうです。 あることについて覚えてもらう(=暗記、記憶してもらう)実験で、Aグループには「◯◯について、覚えてください。終わったら、テストをします」と伝えて覚えてもらい、もう一方のBグループには「◯◯…

「頼り甲斐のある人」の特徴を、“3つ”挙げてみる

チームのメンバーから、頼られる存在になりたい。 自分の心の中に、そんな思いが強く芽生えたのは、たぶん20代の後半になってから。自分に後輩や部下という存在ができてからです。いきなり脱線しますが、僕と一緒にニッポン手仕事図鑑を立ち上げたビデオグラ…

あなたの上司や先輩は、「他人の能力を奪う人」ではないですか?

他人の能力を奪う人とは? と聞かれて、皆さんはどのような人を思い浮かべますか? いろいろな答えが出てきそうな面白い問いです。 僕が考える他人の能力を奪う人とは、ズバリ「ひとりで仕事を完結してしまう人」です。言い方を変えると、「任せることができ…

リーダーは口を動かすよりも、まずは体を動かせ

僕が先日ツイッターで投稿をした、ふたりの世界的なリーダーの言葉を紹介します。 一代で築いた会社を巨大化粧品メーカーへと成長させた女性起業家、メアリー・ケイ・アッシュは、こう言ったそうです。 「リーダーのスピードが、 部下のスピードになる」 そ…

部下の指導と、マッサージは同じ?

僕は今、長時間の移動やデスクワークで、首のコリや症状がまあまあ辛い状態にあります…。そこで整体を受けたりして、症状を緩和してもらうのですが、腕のいい整体師さんほど、直接的に首をマッサージせず、首コリの原因となっている“他の部分”を見つけ出して…

「現場を見る」と「現場で動く」の間には、大きな川が流れている

以前、こんな記事を書いて、たくさんの反響をいただきました。 「書こうと思った」と「書いた」って、本当に大きな川が流れていて、それに気付ける人って意外と少ないんですよ。(鈴木おさむ) この記事の鈴木おさむさんのコメントと同様に、僕は「現場を見…

「自分が嫉妬してしまう人」を、徹底的に観察せよ

以前、『男の嫉妬には気をつけろ』という記事を、男目線で書いたことがあります。同性に仕事で嫉妬されてしまうと、裏であることないこと言われたり、足を引っ張られたりするので、気をつけなさいと、ある経営者にアドバイスをいただいたという記事です。個…

自分の成長を実感できている人は、たくさんの人に「ノウハウ」や「テクニック」をプレゼントしている?

昨日、28歳の素敵な青年が、わざわざ時間をつくって、僕に会いに来てくれました。ここではNくんとさせていただきますが、3年前からこのブログを読んでくれているコアな読者のひとりで、夏に開催した期間限定のオンラインサロン『オトナの夏期講習』にも参加…

我が社の「スーパールーキー」の話をしよう

今年の10月、僕が所属している会社に、24歳の男の子が入社しました。本人の数年後の夢の実現するために、正社員でもなく、インターンとも違った働き方で頑張ってくれています。そして、おそらく来年の今頃には、早くもその夢を実現するべく、今までの僕らの…

信頼されない上司は、「ネガティブ」をデリバリーする

信頼される上司、リーダーとはどんな人か? 逆に、信頼されない上司やリーダーには、どんな傾向があるのか? 最近は特に、中小企業の経営者やリーダーたちとそんなテーマでお話をする機会が多かったので、自分でも「信頼されない上司とは?」について、いろ…

新人よりも、“新人”であれ

「とにかく、あいつを見ておけ!」 これは、ある企業の話です。「私は誰を見て、学べばいいでしょうか?」と聞いてきた新入社員に対して、その企業の経営者は「あいつ=20代中盤の社員」を名指しして、「とにかく、しっかりと見ておけ! あいつを見ておけば…

“次の行動につながる”背中の見せ方こそが、リーダーの背中の見せ方である

羽田空港に向かうリムジンバスに乗ったとき、いつも思い出す出来事があります(以前もこのブログで、書いたことがありますが…)。 3年前の、ある日のこと。羽田空港行きのバスに乗り込んだとき、PASMOの残高もなく、財布の中に1万円札しか入っていなかったの…

Q.全力で背中を押したくなる後輩とは?【質問お答え企画 第3回】

「質問お答え企画」の最終回は、こんな質問です。 「全力で背中を押したくなる後輩とは、どんな後輩ですか?」 これもなかなか難易度が高い質問で、ひとつに絞って答えることが難しいのですが…。強いて言うなら、「“熱”を大事にする後輩」でしょうか。 僕が…

誰かに求められている人は、いつも誰かを求めている

「あの人は、いつもみんなに求められてる人だ」そのフレーズがバシッと当てはまる人って、誰でも身近に、ひとりやふたりはいると思います。ほら、今もきっと、頭に思い浮かんでいる人がいるはずです。僕もこれを書きながら、4人ほど頭に浮かんでいます。 頭…

一流のリーダーは「◯◯」を残す

数年前にお亡くなりになってしまいましたが、りそなホールディングスの会長だった細谷英二さんが生前、こんな言葉を残していたという話を聞いたことがあります。 「三流のリーダーは『カネ』を残す。二流のリーダーは『事業』を残す。一流のリーダーは『人』…

「未来への種まき」とは、「自分の考えを人に伝える」こと

「編集長の仕事って、何をしているんですか?」と聞かれることが増えました。1度聞かれるようになると、同じ質問は続くもので、前職では「リーダーの仕事、役割って、何だと思いますか?」と聞かれるようになってからは、そんな質問を何度もされるようになり…

みんなが求めるリーダーが持っている“ふたつのモノ”

昨年、「情報発信」をテーマにした授業を担当させていただいた成蹊大学の先生から、今年もゲスト講師としてのオファーをいただきました。 (以下、少し自慢話のような話が続きますが、お許しください…) 昨年も同じ講座に数人のゲスト講師が呼ばれたのですが…

学生が成長するための養分と、世の中の大人たちの役割

今日は20時から、新たにスタートしたオンラインサロン『ふたりごと文庫編集室』のキックオフミーティングがありました。 情報発信を磨きたい大学生のためのオンラインサロン #ふたりごと文庫編集室 がスタート!!17名の個性豊かな仲間たちと、2名の社会人ア…

尊敬できる上司って、なんだろう? 〜尊敬できる上司になるための4つのポイント〜

こんなタイトルの記事を読みました。退職理由は「尊敬できる上司がいないため」リストラ報道のNECで続く若手社員の流出 なかなか考えさせられる記事です…。確かに若い世代の人たちの声に耳を傾けても、「尊敬できる上司(先輩)」がいるかどうかで、その会社…

「ナンバー2」のポジションの人が、忘れてはいけないこと

書きたかったネタを2本先延ばしにして、自分自身への備忘録として、今日は書いておきたいことを。 このブログで何度も、「会社(あるいはチーム、コミュニティ)の実力は、ナンバー2の実力に比例する」と書いてきました。組織のトップは、決断をすることが仕…

チームのブランド力を高めるために、絶対にやってはいけないこと

ブランド力=信頼です。だから、自分個人のブランド力はもちろん、ニッポン手仕事図鑑というメディアとしてのブランド力、そして一緒に働くメンバーと組むチームとしてのブランド力を、今とても大事に考えています。 特に最近は、一緒に働くメンバーの集合体…

組織を強くできるリーダーの条件

部下や後輩想いのリーダー。そんなリーダーの中にも、組織を強くできるリーダーと、そうではないリーダーが存在します。それは、部下や後輩たちのどのような声に耳を傾けて、組織にフィードバックするかで分かれます。 わかりやすく書くと、部下や後輩の不安…