自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

リーダーシップ

「チーム」と「群れ」は違う

誰の言葉だったか忘れてしまったのですが…。先日何かで「『チーム』と『群れ』は違う」という言葉を目にしました。 どのように違うのか、その言葉の発信者の方の考えは書かれていなかったのですが、わたしもリーダーという立場になったとき、「チーム」と「…

これからの時代のリーダーに求められるのは、「教育」ではなく、「共育」の姿勢である

首都圏も地方も、人材不足がいよいよ深刻になり、その深刻さが顕在化つつある今、「人材を育てる」ことの重要度が日に日に増してきています。この人材がダメだったら、次の人材を探そう! とは、なかなか言えない時代ですから…。 そんな中で最近個人的に強く…

リーダーは辛いけど、「嫌われる勇気」を持ちながら、「愛される人間でいる」ことも放棄してはいけない

「もう少しだけ、人柄が見えてくるようなブログにしてもいいんじゃない?」と言われながらも、このブログは「多くの仕事がなくなる10年後を生き抜くためのヒント」をテーマに掲げて書いていることもあり、少しでも明日の仕事につながるヒントや、働くモチベ…

リーダーの条件とは、「歯向かってくる奴ら」を誇りに思えるかどうか

今、自分がありがたいなぁと心から思うのは、一緒に働く仲間に恵まれていることです。きれいごとでもなく、かっこつけるわけでもなく、自分の実績の7割くらいは、彼らにつくってもらっているという自覚があります。 「監督のポジションをやらせてほしい!」…

できる男たちの「人材育成術」

昨日とあるイベントで、ずっと会ってみたかった“ふたりのできる男”とお会いをしました。 ひとりは、「ジモコロ」編集長の徳谷柿次郎さん。柿次郎さんは、私が先日登壇させていただいた成蹊大学のフレッシャーズセミナーの同じゲスト講師でもあったので、本当…

世の中のおじさんたちには、「教育」や「マネジメント」を語る前に、やるべきことがある

煽ったタイトルをつけましたが、これは第三者へ向けたメッセージではなく、自分自身への“忠告”です。 40代に入り、今までそれなりの数の部下がつき、それなりにマネジメントや教育に携わってきましたが、今ひとつ言えることは「自分には、大した教育もマネジ…

老舗企業に学ぶ、後継者の選び方

先日、縁あって、とある老舗企業3社の社長さんのトークショーを聞きに行く機会がありました。 老舗企業ならではの課題をどう乗り越えてきたかという、とても興味深いお話が次々と飛び出してきたのですが、その中で特に印象的だったのは、後継者選びについて…

30代の才能ある若者を飛躍させるために“欠かせない”もの

身近に「優秀な人」はたくさんいますが、残念ながら「この人は、天才だ!」と断言できる人には、まだ会ったことがありません。だから、天才がどういう人かがわからない…。 ただ…。ひとりだけ「こいつは天才か? 天才とは、こういう人か?」と思える人が、身…

これからの時代のマネージャーや人事担当者には、「変換力」というスキルが求められる

すべての「弱点」がそうだとは言いませんが、ある視点から見た「弱点」が、別の視点から見ると「強み」になったりすることは多々あります。 私も見習い、身につけたいのですが、人に慕われるマネージャーやリーダーの多くは、目の前にいる“人材の「弱点」を…

人が離れていく経営者は、「未来の自分」を裏切っている

企業の経営者の中には、窮地に追い込まれたり、心に余裕がなくなったとき、パッと頭の中に浮かんでくる怒りの矛先に対して、足を引っ張れる要素がないかを探して、悪い方向に陥れてやろうと考える人がいます。そう、「俺がうまくいかないのは、あいつのせい…

社長は、社員ひとりひとりの広報マンであれ

鹿角市への進出をきっかけに、仲良くなった40代の経営者がいます。先週末に鹿角へ行った際、その方が「私がもっとも尊敬する経営者に会わせたい!」ということで、隣町の大館市で会食をしました。 記事にする許可を得ていないのでお名前は伏せますが(「どん…

エース社員を育てるためには「最初の一歩」を丁寧に

「これから新規事業を立ち上げる我が社の二人のエース社員に対して、これまで立ち上げた新規事業の体験談、その経験から学んだことを話してもらえないか?」 このブログを読んでくれているという某企業の社長さんから、ある日こんな相談をされました。正直、…

リーダーが見せていくべき背中とは、何か?

自分自身がリーダーと呼ばれる立場に就いたのが、29歳のとき。それ以降、部下や後輩を育てるということが、これほどまでに難しいものなのかと痛感し続け、40歳を目前にした現在も、残念ながら「人を育てる能力」が上がった実感はまったくなく…。 なので、今…

リーダーのための、アンガーマネジメント&部下指導術

リーダーと呼ばれるポジションにつくと、スタッフの行動や態度、ミスに対して、「怒り」を覚えるときが多々あります。でも、感情的なときに指導やアドバイスをしても、当然相手の心には響かないし、指導が一方的で、客観性がなくなってしまうことも少なくあ…

会社が赤字なのは、社長のせいなのか?

読んだことはないのですが、「赤字も黒字も社長が9割!」という書籍があります。確かにそう言える部分が経営には多々ありますが、私の考え方は違います。 以前、株式会社武蔵野の小山昇さんが「会社の実力は、ナンバー2の実力に比例する」とおっしゃっていた…

アラフォー世代が停滞することなく、成長していくためには何が必要か?

映像の仕事、地方創生の仕事、ニッポン手仕事図鑑の仕事…。この数年はとにかく貪欲に、自分がやりたい仕事を、自分でつくってきました。 うまくいくこともあれば、失敗もしましたが、新しい出会いもたくさんあり、いろいろな経験と学びが得られました。だか…

「みんなが」という幻想を捨てる

小学生が言う「友だちが“みんな”持っている」の「みんな」が存在しないと言われることと同じように、社会人の「みんな」という言葉も信じてしまうと、結構危険です。 たとえば、社員みんなが楽しいと感じる職場をつくろうとする。9割の人が満足しているのに…

リーダーが何よりも大切にしなければならないこと

今日、素晴らしいリーダーと出会いました。出会った場所は、私が日本で一番朝食がおいしいと思っている「湯瀬ホテル」。今日はその湯瀬ホテルで撮影を行ったのですが、おいしい朝食をつくっていた料理長と副料理長にもお会いをさせていただきました。 料理長…

「人をうまく動かせない」人に、足りないもの

ふと、本が読みたくなって、あてもなく本屋さんをブラブラしながら、書籍の表紙を眺めていると、立て続けに“同じ言葉”が目に飛び込んできました。 それは、「人を動かす」。 「いい質問」が人を動かす 「自分の言葉」で人を動かす 米軍式 人を動かすマネジメ…

これからのディレクターの教科書

「これからのマネジャーの教科書」という面白い本を見つけたので、それに便乗させていただき…。今日は「これからのディレクターの教科書」という本を書くつもりで、まえがきのようなものを書いてみたいと思います。 ディレクターとは、ひと言でいうと、「監…

信頼されるリーダーは、ここが違う

自分自身の中で、とても印象に残っている言葉があります。 「信頼されるリーダーは、思いっきり怒る。とにかく、本気で怒る。でも、その後、ズルズルとは引きづらない。そう、信頼されるリーダーは本気で怒れて、怒ったあとは、まるで何もなかったかのように…

失敗するプロジェクトには、ある“流れ”が自然発生する

すべての事例に当てはまるとは言いませんが、私が見てきた失敗するプロジェクトの多くが、「みんなの意見を取り入れよう」という“流れ”が自然発生する傾向にあります。 特にトップの意見が強い中小企業に、多いような気がします。経営者の意見が重視されつつ…

最高のリーダーは「嫌われて」、「何もしない」

まだ読んでいない本を取り上げるのも気が引けますが…。書店に行ったら、ある2冊の本が隣り合わせに並んでいました。 「最高の上司」は嫌われる最高のリーダーは何もしない なかなか興味深いタイトルなので、いつか時間を見つけて読んでみたいと思いますが、…

「上司」と呼ばれる立場の人が、“裸の王様化”しないために

昨日、久々に前職の後輩たちと集まって食事をしました。みんな今も一緒に仕事をしているので、公私共に支えてくれる大切な後輩なのですが、その中のひとりは特に、今の私にとってはとても貴重な存在です。日々刺激や学びを与えてくれて、今後新しいビジネス…

会社を守っていく立場の人が、これから身につけていくべき“力”

「営業活動はどうやってされていますか?」「新規の仕事はどうやって探しているんですか?」そんな質問をされることが、ここ最近増えてきました。 私たちの会社は正直、「営業」というポジションがいないくらいの規模なので、営業活動と呼べるような営業活動…

褒めることは大事ですが、その「褒める」が、別の誰かを傷つけることもある

今日はとても大切なことを書いてみたいと思います。 今、私と一緒に働いている仲間のひとりに、お母様の病気の看病をしながら、一生懸命日々の仕事をこなしているKくんがいます。 今のダメな自分を変えたい、人に喜んでもらえる仕事ができるディレクターにな…

社員がイキイキと働く企業の共通点

触れ合うだけで、お客さんに元気と笑顔を与えられる従業員がいる。外部の人から「あそこの従業員は、いいね!」と評価してもらえて、従業員同士も一緒に働く仲間に誇りを持っている。だから、自分の仕事にも誇りが持てて、仕事がどんどん好きになり、日々イ…

外部企業の新入社員研修をやって、気付かされたこと

今日は生まれてはじめて、外部の企業の新入社員研修を行いました。1ヶ月半ほど前、いつもお世話になっている企業の方から「某総合人材サービス会社の新人研修をお願いしたい」と突然頼まれ…。「えっ、俺?」と最初は驚き、そのあとに経験がないので断るべき…

経営者の皆さん、従業員が「一番聞きたい声」を聞かせてあげていますか?

ニッポン手仕事図鑑のプレゼント企画「編集長のおみやげ」の応募を開始してから、約2週間が経ちました。 当初は「既存の読者の方が、50名くらい応募してくれたらいいな~」というくらいで考えていましたが、大手の懸賞サイトで紹介されたこともあり、ちょっ…

部下や後輩に「仕事を楽しんでいる姿」を見せていますか?

昨日はプライベートで、尊敬している3つ歳上の経営者にお会いしました。そして今日は仕事で、ある業界で世界一を目指している企業の経営者とお会いしました。どちらも魅力的で、情熱的で、エネルギッシュな経営者です。それらの経営者の方とお会いし、改めて…