こんなタイトルの記事を読みました。
退職理由は「尊敬できる上司がいないため」
リストラ報道のNECで続く若手社員の流出
なかなか考えさせられる記事です…。
確かに若い世代の人たちの声に耳を傾けても、「尊敬できる上司(先輩)」がいるかどうかで、その会社でいつまで働くかをシビアに決めている人が多い。
わたし自身も今の会社で4社目ですが、過去の会社はすべて、「この人と働いてみたい!」と本気で思える人がいるかどうかで選んできました。正直、会社の規模、直近の業績、(考えても、結局はよくわからない)将来性などは、まったく考えることなく決めてきました。
そう、何よりも大切なのは、どこで働くか、どんな仕事をするかよりも、誰と働くか。40代になって振り返ってみると、20代から30代の前半は、特にここが重要だな、と。「誰と働くか」がその先の未来を決めると言っても、決して言い過ぎでも、大げさでもありません。だからこそ、「尊敬できる上司がいないため」という退職理由は、とても健全だとも思います。
で、冒頭の記事の話に戻して…。
尊敬できる上司って、なんだろう? と考えてみても、自分自身で腹落ちできる答えは出てきません。ひとりひとり、その物差しも違うと思いますし。ただ、記事を読む限り、以下のことは大事で、それを背中で見せていくことができれば、“少しも尊敬できない上司”にはならなくて済むのではないかな、と。
- 部下以上に必死になって、会社の未来を見ている。
- 失敗を恐れず、チャレンジを続けている。
- 成長の可能性を感じさせてくれる。
- 部下が抱える「無駄」と徹底的に向き合い、戦う。
世の中の上司と呼ばれるポジションにいる皆さま、頑張りましょう!