自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

企画力

「もしも」と「なのに」は、魔法の言葉

過去に『スゴい人はきっと、「もしも」の発想で考えている』という記事でも書いたことがありますが(この記事、意外と反響がありました)、僕は企画やアイデアを考えるとき、「もしも」という言葉をよく頭の中でつぶやきながら、発想を広げたり、思考を掘り…

「できるかな?」「やれるかな?」という思考のブレーキをはずそう!

「面白いアイデアがほしい」「面白いことを仕掛けたい」ありがたいことに、そんなフレーズとともにお仕事の相談をいただくことが増えてきました。僕はいつも「相手の期待と想像を、少しでも上回る提案を!」を意識していて、でも天才的なアイデアマンではな…

「“たったひとつ”を見つけようとしない」という仕事術

たとえば、「今の自分が目指すべき、最重要の目標はなに?」。たとえば、「この課題に対して、ベストな企画はなに?」 と、自問自答するとき、きっと多くの人が「ピンポイントで、ひとつだけを決めよう!」と、無意識に思考してしまうものです。そう、とって…

何を削って、価値をつくるか? を考えることが、企画の基本

僕が昨日宿泊したビジネスホテルは、とても快適なホテルでした。価格が安くて、きれいだっただけでなく、僕が不要だと思っていたモノが、そこには一切なかった。「えっ、それもないの?」と、宿泊客に言われてしまう可能性が高いものまで、なかった…。たとえ…

「罫線」を捨てよう! 「パワポ」も捨てよう!

いつの頃からだったかは忘れてしまったのですが、僕は「罫線」がある紙を使うことをやめました。理由は、「罫線のある紙に書くとき、人は罫線に合わせて書こうとするので、思考の広がりが制限されるし、自由な発想が生まれにくい」と、ある人が言っていたか…

長い文章を“読む体力が落ちている”時代だからこそ、「企画書は手描き1枚」であるべき

今、テレビドラマの視聴率が苦戦を強いられている中、朝ドラが好調であることを、「1話10分という時間が、今の時代に合っているから」だと分析する人がいます。 インスタやTikTokなどの動画の尺は短いし、youtubeでも尺の長い映像はあるものの、1本あたりの…

アイデアマンは、最初から「最高のアイデア」を出そうとはしない

今日は、もっとも尊敬するクリエイターのひとりで、もう10年以上も切磋琢磨してきて、今まで僕にたくさんの刺激を与えてきてくれた後輩について。 有難いことに、朝日広告賞に応募した作品が小型広告賞に選ばれました!JRA(日本中央競馬会)の課題に応募し…

「考える力」を身につけた人が、陥りやすいこと

考える力を身につけることができれば、映像だろうと、WEBだろうと、グラフィックだろうと、空間だろうと、プロダクトだろうと、何でも仕事にすることができる。僕はそう考えて、今まで仕事をしてきました。 自慢話のように聞こえてしまうと思いますが、事実…

何でも「即日」「即レス」の時代だからこそ、“待つドキドキ”が新しい価値になる

今日、何も考えずにボーッと歩いていたとき、ふと視界に、赤いポストが入ってきました。そのとき、まるで映画のフラッシュバックのように、1通の手紙をポストに投函する自分の姿が浮かんできて…。それは、まだ中学生(いや、小学生だったかなぁ…)の頃の自分…

「金がない…」を言い訳にする人と、アイデアを生み出す養分にする人

「金(予算)がない…」あるいは「時間がない…」「人が足りない…」と嘆きたくなるようなシーンに、日々多くのビジネスマンが遭遇していると思います。 特に僕らのような中小企業に勤めるビジネスマンは、あらゆるリソースに余裕がないので、いつもそんなこと…

「アイデアが降りてくる」を、邪魔する人

今日は15時30分から立て続けに4件の打ち合わせがあり、終わったのが21時過ぎ…。余談ですが、早朝に起きて「Hills Breakfast」に登壇したので、すべての打ち合わせが終わった瞬間から猛烈な眠気が…。そんな眠気と戦いながら、このブログを書いています(誤字…

忙しい人ほど、サプライズを仕掛けるし、サプライズを仕掛けるからこそ、人気者になっていく

僕は少し前から、モンベルの「野筆セット」を持ち歩いています。製硯師の青栁貴史さんにオリジナルの硯をプレゼントしてもらったのもあるのですが、尊敬する鈴木敏夫さんの『禅とジブリ』を読んで、「やっぱり、書道って、毛筆っていいなぁ」と思い、“もう1…

勝負において、奇をてらうような手に、「いい手」はない

「勝負において、奇をてらうような手に、いい手はない。いい手というのは、本当は地味な手である」 これは、将棋棋士で十五世名人である大山康晴さんの言葉です。勝ち続けてきた人の言葉には、重みと説得力があります。 将棋からいきなり、ビジネスの話にな…

ブログを1600日、毎日更新できたのは「言葉の掛け算」をやってきたから

今日でこのブログの毎日更新も、1600日を迎えました。日々読んでくれている読者の皆さんの反響がモチベーションになり、ここまで続けることができています。本当にありがとうございます。 「よく1600日も続けられますね…」 今日もそんなお褒めの言葉をいただ…

理想の企画書とは、「◯◯◯◯が見える企画書」である

理想の企画書とは?理想の提案書とは?理想の事業計画書とは?理想の資料とは?理想のレポートとは?新しい仕事をつくるためには、または会社やプロジェクトを成長させていくためには、人の心やお金を動かさなければなりません。そのために日々、多くの人た…

あなたへの期待値は、「◯◯◯◯の数」に比例する

「今の若者は、承認欲求がとても強いんです」ある日、20代の若者にそう言われて、僕は「そうなんだ。逆だと思っていた…」と、そんなふうに思ったことがありました。今の若い人たちはある意味冷静で、しっかりと自分の軸を持っているので、他人の目は気になっ…

企画は「名詞」ではなく、「動詞」で考える

誰から聞いた話か、どこの企業の話であるか、思い出せないのですが…。 「トースターを開発している技術者が、『新しいトースターをつくろう!』と考えても、発想は小さくまとまってしまうけど、『おいしいパンを食べる方法は?』と考えると、発想は広がる。…

世の中を動かし、人を動かすアイデアには、「SUCCES」がある

「SUCCESsの法則」を、ご存知でしょうか。スタンフォード大学のチップ・ハース教授と、デューク大学社会企業アドバンスメント・センターのシニア・フェローであるダン・ハース氏が提唱した概念で、人の心に強く残り、世の中を動かす成功するアイデアを、「SU…

「何を使わないかを、まずは決める」が、シェフの発想を広げている

昨日、いつもお世話になっている成蹊大学の先生が、先日の授業のお礼と“株式会社ニッポン手仕事図鑑の設立”のお祝いを兼ねて、『Bricca』という素敵なイタリアンのお店にご招待してくれました。お料理やワインが最高だったのは言うまでもなく、シェフやソム…

僕はなぜ、大なり小なり、たくさんのプロジェクトを企画するのか?

もう間もなく、ずっと水面下で動いていた“ニッポン手仕事図鑑史上最大のイベント”の発表をする予定です。そして、このビッグプロジェクトだけでなく、尊敬する「TURNS」のプロデューサーの堀口さんとラジオ番組を企画したり、伝統工芸のギフトカタログをつく…

「努力の順番」を間違えないこと

以前、このような記事を書いたことがあります。 僕はたまに「正しい努力」という類のワードを使います。「でもさぁ、結局正しい努力って、なによ?」という人も少なくないと思うので、今日は「正しい努力」について、少し書いてみたいと思います。 「正しい…

「伝える力」がないと嘆く人が、強く意識するべき『1』という数字

偶然立ち寄った本屋さんでのこと。ある本の帯に書かれた「今だからこそ効く」というキャッチコピーが目に飛び込んできました。ある本とは、僕が『「考え方」の考え方』と並んで、何度も何度も読み込み、企画を勉強したいという人たちにオススメをしてきた本…

「面白い」を探す癖がつくと、ちょっとした出来事が“ワクワク”に変わる

僕は今から、『シルバーエイト』という名のフェリーに乗ります(八戸駅のドトールで、フェリーターミナル行きのシャトルバスを待ちながら、この記事を書いています)。22時に八戸港を出発して、明日の早朝6時に苫小牧港に到着します。 なぜ、フェリーに乗る…

自分の居場所を見つけられる人には、「◯◯◯◯」がある

「なぜ、『企画力』を大切にしているの?」 ときどき、そんな質問をされることがあります。その質問に答えるなら、企画を考えることがただ楽しいというのはもちろん、企画を考える力を身につければ、“自分の仕事を、自分でつくる”ことができるからです。 僕…

あいまいな言葉を、あいまいなままにしない 〜「WEBを見ない」って、なんだろう?~

今日、大学生に関するプロジェクトについて、ミーティングをしていたときのこと。 「今の大学生って、“WEBを見ない”んです」 という言葉が出てきました。その発言をしたのは、少し前まで大学生だったメンバー。その言葉に続けて、自分の企画を話しはじめまし…

「いいアイデアが思い浮かばない人」に覚えておいてほしい“2つのキーワード”

昨日はとても面白いイベントにご招待いただきました。行くまでは「東広島市の方との懇親会」としか聞かされていなかったのですが、行ってみると、西条(東広島市)の日本酒を広めていくためのクラウドファンディングのメンバーたちが集まった懇親会でした。 …

“企画力のある人”になるための、「企画力を高める方法」が学べる記事【12選】

今回のテーマは、「企画力」。 このブログの中でも、関心度の高いテーマのひとつです。僕が企画力のある人たちから教わってきた(盗んできた)ことや、個人的に実践してきた「企画力を高める方法」が学べる記事をまとめてみましたので、ぜひご覧ください!

アイデアマンは、前夜に“弾を込める”

先日、ある地方の企業の社長様が、ニッポン手仕事図鑑のオフィスを訪ねてきてくれました。以前、ニッポン手仕事図鑑の活動が紹介された日経新聞の記事を切り抜き、「いつか会いに行こう!」と保管をしてくれていて、東京出張に合わせて社長様自らが連絡をく…

小さな「それ、いいね!」「面白そうだね!」を増やすと、ワクワクしている人たちが集まってくる

僕にはひとつ、大切にしているバロメーターがあります。それは、「それ、いいね!」「面白そうだね!」と、誰かに言ってもらえる回数。その回数が多ければ多いほど、自分の周りに“ワクワクしている人”たちが集まってくるようになるからです。ワクワクしてい…

「他己紹介」のススメ

総勢12名で、のんびり行っている「オトナの夏期講習」ですが、まず最初に『他己紹介』というワークショップを取り入れてみました。 このようなオンラインサロン的なコミュニティを立ち上げたとき、自己紹介からはじめることは多いと思いますが、「オトナの夏…