今日、大学生に関するプロジェクトについて、ミーティングをしていたときのこと。
「今の大学生って、“WEBを見ない”んです」
という言葉が出てきました。
その発言をしたのは、少し前まで大学生だったメンバー。その言葉に続けて、自分の企画を話しはじめました。
企画自体は非常によく考えられていたので、微調整をしてすぐに「GO!」とサインを出したのですが、最後にひとつ、僕はこんな質問をしてみました。
「WEBを見ないって言ったけど、“どこまでがWEB”なの?」
それを議論してみると、SNSはWEBという解釈ではないことがわかったのですが、SNS以外は結構あいまいで、パソコンで見られるものがWEBというふうに解釈できる部分もあれば、パソコンがメインのサービスでも、スマホアプリで見ることができれば、WEBという解釈でなくなったり…。
そう、WEBとそれ以外の境界線が、あいまいなのです。
僕は今日教えたのは、こういう部分をあいまいなまま考えていても、企画やアイデアがブレてしまうということ。
「感度が高い大学生」
「移住に意欲的な大学生」
こんなような言葉も境界線があいまいで、ひとり歩きさせて企画を考えてしまうと、結果を出す企画を考えることが難しくなる。あいまいな言葉を、あいまいなままにしない。企画を考えるうえでは、とても大事なことなのです。