自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「努力の順番」を間違えないこと

以前、このような記事を書いたことがあります。

僕はたまに「正しい努力」という類のワードを使います。
「でもさぁ、結局正しい努力って、なによ?」という人も少なくないと思うので、今日は「正しい努力」について、少し書いてみたいと思います。

 

「正しい努力」。
僕は、「下地作りを欠かさないこと」だと考えています。

 

たとえば、小学生。
「足し算を理解する」という下地がないまま、いきなり掛け算を理解させようとしても、なかなか難しいものです。あるいは、キャッチボールができない野球少年に、変化球を教えることも難しい…。

 

それと同じで、努力をする(勉強をする)順番を間違えてしまうと、その努力はいつまでも実らなかったりする。そう、しっかりとした地盤の上にこそ、価値ある建築物は立つのです(全然上手く言えてないのですが、何となく削除したくないので残します)。

 

僕にアドバイスを求めてくれる人の中には、「文章力や企画力を学びたい!」という人が結構います。
そういう人たちが、努力を間違うケースとして“あるある”なのが、「まずは、関連書籍(指南書、ノウハウ本)を読み、基礎を学ぶ」ということがあります。

 

いやいや、それは正しい努力でしょ?

 

そう反論する人もいると思いますが、僕は間違っていると考えます。

 

まずは、書くことです。
文章を上げたいなら、少なくても3ヶ月程度は、毎日書くこと。企画書であれば、100企画くらいは、まずは企画書を書いてみる。そこでようやく、基礎体力ができるので、ノウハウ本を読む意味が出てきます。よく「本を読み続けて、何も成長しないまま一生を終える人は多い」という表現を聞きますが、それは基礎ができていないので、「この本はダメだったから、次の本を探そう」を繰り返すから。基礎体力がないうちに、どんな本を読んでも意味がないのです。

 

そう、「正しい努力」とは、「下地をつくること」。忘れてはいけないことです。
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