自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

これからのディレクターの教科書

これからのマネジャーの教科書」という面白い本を見つけたので、それに便乗させていただき…。今日は「これからのディレクターの教科書」という本を書くつもりで、まえがきのようなものを書いてみたいと思います。

 

ディレクターとは、ひと言でいうと、「監督」です。
映像や写真の現場にもディレクターがいて、WEBの現場にも、音楽の現場にも、雑誌やポスターなどの紙媒体をつくる現場にも、ディレクターは当然います。その人のスキルによって、仕事のクオリティや利益も大きく左右され、一緒に働くスタッフのモチベーションも、現場の楽しさも大きく変わる、とても重要なポジションです。余談ですが、「葬祭ディレクター」という厚生労働省が認定する資格もあったりします。そう、すべての現場には当然、「ディレクター=監督」がいるのです。

 

まだまだ未熟で、課題も山積みですが、私も日々映像、WEB、紙媒体、イベントと、器用貧乏状態のディレクターとして働いています。そんなさまざまな現場で実感しているのは、これからのディレクターは、ただ現場を仕切るだけの人ではなく、“お金を出している人(=クライアントや消費者など)の課題”を解決できる人だということ。

 

仕事を無事に終えることができるディレクターは、たくさんいます。ただ、お金を出している人の課題を解決できるようなレベルまで、自分の仕事を高めていけるディレクターは非常に少ない…。もちろん、私もできていません。たとえば、地域活性に関する業務を無事に滞りなく完了させられるディレクターはいますが、地域を活性できず、自治体や住民が満足できないケースが多い。そういうことです。

 

仕事を無事に終わらせるだけでなく、お金を払ってくれる人を、本当の意味で満足させられるか?
これからはディレクターと名乗る以上、そこをもっとシビアに求められるようになるのは間違いありません。このブログの記事ももう少し、本物のディレクターになるために役立つ情報を、書いていきたいと思います。


これからのマネジャーの教科書