首都圏も地方も、人材不足がいよいよ深刻になり、その深刻さが顕在化つつある今、「人材を育てる」ことの重要度が日に日に増してきています。この人材がダメだったら、次の人材を探そう! とは、なかなか言えない時代ですから…。
そんな中で最近個人的に強く思うのは、指導者(=リーダー)が「教えて、育てる」という“教育”ではなく、「共に、育っていく」という“共育”の姿勢でやっていかないと、人は育っていかないということ。
なぜなら、教えてくれる相手(=指導者)の成長している姿を見ながらではないと、「本当に頑張る意味があるのか?」「自分は成長できるのか?」と、疑心暗鬼のまま進んでいく若い人が多いからです。それはもしかしたら、「これからの時代は、厳しい…」「人は、AIに仕事が奪われる…」と聞かされ続けてきた結果の、負の産物、副作用かもしれません…。
「この人も成長しているんだから、私も成長できるかもしれない!」
そんな希望を与えることができる存在であり続けるためには、教えるではなく、共に育っていくという姿勢でなければならない。そう、これからの時代のリーダーは、常に成長している姿を見せていける人なのだと思います。
なかなかのプレッシャーですが…。