誰かと誰かを会わせることで、化学反応的に新しい何かが生まれていく。その瞬間に立ち会うのが大好きです。
今日もひとつ、素敵な科学反応が起こりました。
このブログを読んでメッセージをくれた、あのLIGブログ編集長であるナッツさんから「職人さんに取材をしたい!」と相談を受け、私が大好きな職人さんに会っていただきました。その職人さんとは『ニッポン手仕事図鑑』の原点でもある築地活字さん。
会っていただいてよかったなと思うのは、ナッツさんは活版の魅力を知って、築地活字さんはLIGブログというメディアの面白さを知る。それぞれの魅力が、それぞれのコミュニティで広がっていくことです。お互いがお互いを知りたいと思える。素敵な出会いです。何か新しいことが生まれそうな期待でワクワクしました。ニッポン手仕事図鑑の編集長としては、LIGブログという巨大メディアを通して、活版印刷の魅力が広まっていくのが何よりも嬉しい。
人と人をつないでいくことで、新しい何かが生まれる。だから、どんどんつないでいきたいと思います。でも時に残念に思うのは、自分がつなげておきながら、自分が知らないところでつながった人同士が接触することを不快に思う人がいるということ。それはあまりにも小さい…。自分が知らないところで、自分のつなげた縁が広がっていく。そこにワクワクできる人でないと、自分と誰かをつなげようとはしてくれません。小さなことは言わないこと!