自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

時代の1歩先をいくために、あえて時代の逆をいく

アマゾンが新サービス「Prime Now」を発表しました。ざっくり言うと、いくつか条件はありますが、注文から1時間以内に商品を届けてくれるというサービスです。

 

このような新しいサービスや注目の商品がリリースされたとき、自分も時代のニーズに合わせて…と、同じような方向性でアイデアを考えてみる人は少なくない。もちろん、悪いことではありません。収益性の高いビジネスが生まれる可能性もありますし、そうやって考えてみることで発想力を鍛えるトレーニングにもなります。

 

でも、個人的にはこういったニュースを目にしたとき、あえて「逆」を考えてみます。

 

アマゾンが1時間以内に届けるのであれば、1年後に届いても喜ばれるサービスは何か?
1年間、自分が買った商品がどこかを旅してから届くサービスはどうか。到着までの1年間、毎月つくり手から手紙が届くサービスだったら楽しくないか。1年後の自分に何かサプライズができたら面白くないか…みたいに。

 

世の中から注目されているサービスや商品を追いかけてみるよりも、逆を考えてみるトレーニングのほうが発想力が鍛えられるというのが、どちらも試してみた自分なりの答えです。

 

また、トレーニングだけではなく、新しいビジネスを立ち上げるにしても、先駆者はやっぱり強く、二番煎じでは苦戦することが多い。競争相手も多いですから。だったら「自分たちも同じようなことができないか?」と考えるのではなく、1年後に届いても喜ばれるには? と逆に考えたほうが発想法を鍛えるトレーニングとしても、新しいビジネスを考える上でもプラスになる。

 

「あえて時代の逆をいく」
それが結果的に、時代の1歩先をいくことになるのかもしれません。そう、自分も、ビジネスも。