自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

文章力

アウトプットは、書く派? 話す派?

8月27日、「JapanMade」編集長の河野涼さん、「70seeds」編集長の岡山史興さん、「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さん、そして「ニッポン手仕事図鑑」の編集長である僕の4人で、『「ものづくり」、じぶんの役割さがしNight』と題したトークセッションを開…

文章は、「どうイメージさせるか?」が重要

「人材不足も深刻になりつつあるので、私たちの会社はこれから今まで以上に、採用活動に力を入れていきます!」そう語っていた企業の採用サイトをのぞいてみると、ひとつ気になることが…。「社員の声」というページがあったのですが、そこには写真などは一切…

「文章力を高めるトレーニング」の番外編

googleで「文章力を高めるトレーニング」と検索すると、まあまあ上位にこの記事が出てきます。 「ferret」で紹介されたこともあり、今でもこの記事はそこそこの人に読まれていたりするのですが、ここに書いてあるトレーニングをひらすら繰り返すことで、文章…

「モーニング娘。」を聴きなさいと、先輩は言った

僕が20代の頃を「全盛」と言ってしまうと、今のファンに大変失礼になるのですが、社会現象になっていた全盛期の「モーニング娘。」の曲の多くを、今でもはっきりと覚えています。 正直、モーニング娘。というアイドルに、あまり興味はありませんでした。それ…

「表現が回りくどい」を改善する

今、僕の周囲の人たちからも評価されるようになり、僕自身もこの先の活躍を期待している2名のメンバー(社員)がいます。 ともに30代中盤の同い年で、ひとりはバイヤー(男性)、ひとりはプランナー(女性)です。前向きに、強い想いを持って仕事に取り組ん…

お客様のメリットにならなければ、そのパッション(情熱)に意味はない

「マザーハウス」というブランドをご存知でしょうか。山口絵理子さんという女性が「途上国から世界に通用するブランドをつくる」というフィロソフィを掲げ、2006年に立ち上げたブランドです。 昨日、その山口さんのお話を伺う機会があり、心に残った印象的な…

主語が変われば、言葉の意味は変わる

個人的に応援をしていた登山家、栗城史多さんがお亡くなりになりました。登頂を目指していたエベレストの下山中に遭難し、遺体で発見されたそうです。ちょっと心のパワーが落ちているなぁと感じたとき、寝る前に著書の「NO LIMIT」をパラパラとめくっていた…

丁寧なマイナーチェンジの回数が多いほど、長く愛されるブランドになれる

子どもの頃からリンガーハットの長崎ちゃんぽんが大好きで、あまりに好きすぎて、1回でもいいからどうしてもバイトをしてみたくなり、高校生の頃、春休み限定の短期バイトをしたのは、今もいい思い出です(なぜか、バイトが禁止の高校でした…)。 当時は今ほ…

伝える力がある人は、そこから“3割減らせる”人

資料をつくる。マニュアルをつくる。企画書をつくる。文章を書く。デザインをする。プレゼンをする。 職種を問わず、仕事をしている人であれば誰でも、日々何らかのアウトプットをしています。そして、そのアウトプットは大きくふたつに分けことができます。…

「自分の言葉」の瞬発力をつける

今年に入ってから、このブログの読者である何人かの方から「ここ最近のオススメの本は何ですか?」「今読んでおくべき本があれば、教えてください!」というリクエストをいただいたので、今日はオススメの本を紹介したいと思います。 と、その前に。わたしが…

「時間がない人向け」の、文章の表現力を磨くトレーニング方法

企画書やプレスリリースを作成したり、SNSで情報発信したり、採用活動関係の資料をつくったりと、日々文章で試行錯誤している人とお会いをします。でも、文章の重要性を実感している人が増えている反面、文章での表現力を磨き、相手の心に響く文章が書けるよ…

キャッチコピー力を磨く、効果的なトレーニング方法

大学生インターン生の実習も、今日が最終日。自分ひとりの力で資料をつくって、企業の担当者に向けて発送をしたり、ギフトショーでは職人さんにニッポン手仕事図鑑の存在を知ってもらう広報活動をしたり…。たくさんのお仕事をしてもらいました。少しは未来に…

同じテーマでも視点を変えれば、まったく違ったメッセージになる

このブログが1000日連続更新を達成した直後、「よく毎日毎日、“違う”ことを書き続けられますね」と、何度か言われることがありました。 いつも読んでくれている読者の方はおわかりだと思いますが、決して毎日違うことは書いていなくて、同じことを何度も書い…

学び方がわからない人は、「真似ぶ」の偉大さを思い出してほしい

ご存知の方も多いと思いますが、「学ぶ」という言葉の語源、由来は、「真似る(ぶ)」だと言われています。 つい先日、これから伝統工芸を支えていく仕事に就きたい! という熱い想いを持った方から、「最近、発信力をつけるためにも、人に伝わる言葉を書く…

文章力を高めていきたい人が、絶対に忘れてはいけないこと

結論から書きます。文章力を高めていきたい人が、絶対に忘れてはいけないことは、「文章力とは、人に読まれることで、磨かれていく」ということ。そう、人の目に触れない文章を10回書くよりも、人の目に触れる文章を1回書くほうが、文章力は磨かれます。 見…

借り物の言葉でなく、“自分の言葉”で語る意味

「なぜ、あれだけのシェアをされたと思いますか?」「心に響く文章って、どんな文章だと思いますか?」 SUUMOタウンで書いた記事『さあ、心地よいため息ばかり出る町へ「秋田県鹿角市」』が、facebookで1000を超えるシェアをされてから、そんな質問をちょこ…

ネーミングセンスを磨く勉強法

とある方から「ネーミングのセンスがいいよね」と、お褒めの言葉をいただきました。 『ニッポン手仕事図鑑』。そして、そのニッポン手仕事図鑑の中にあるコラム『ふたりごと文庫』。ニッポン手仕事図鑑が新たに立ち上げるECサイト『ひとことめぐり商店街』。…

10回繰り返すだけで、文章力が上がるトレーニング

ここ最近、やっぱり職種を問わず、「文章力が、仕事の成果や個々の評価を大きく左右するよなぁ」と実感する出来事が多いので、今日は文章力を上げるトレーニング方法をひとつ書いてみたいと思います。 まず、目の前にあるモノでも、大好きなお店でも何でもい…

文章力とは、「人の心に響く文章」を書く力

さて今日は、自分のことを棚に上げて、記事を書かせていただきます…。 ビジネスシーンでは、本当にたくさんの「◯◯力」という単語が使われます。いつか「私が大切にしている10の◯◯力」という記事を書いてみたいと思っているのですが、それはさておき、個人的…

企画書初心者のための「企画書の書き方 超基本編」

まずは告知から。7月24日(日)に「ウォーキングと美味しいもの」のTakiさん、「銀塩日和」のいのっちさん、「デザインのはてな」のkazuhotelさんと、勉強会? 情報交換会? を兼ねた食事会を行います。人数に限りがありますが、もし「参加したい!」という…

時代の流れに敏感で、マーケット感覚に優れているクリエイターたちが、いま目を向けている“場所”

自分を成長させるためには、いかに周囲の人から多くの刺激を受けるかが、何よりも大切だと考えています。ありがたいことに今は、「この人、すげぇな~」と心から思える人たちから、日々いい刺激をいただいております。もちろん、刺激をもらうばかりでなく、…

言葉の選び方ひとつで、コミュニケーションは大きく変わる

今日、電車に乗っているとき、こんなワンシーンに遭遇しました。あるカップルが電車に乗ってきたとき、すでに座っていたおじさんがカップルが隣同士で座れるようにと、ひとつ隣の席に移動してあげたのです。よく見かける光景です。 そして、乗り換えた次の電…

なぜ、新幹線の中で書く記事は、バズるのか?

先に謝っておきます。この記事の中に、タイトルの問いに対する明確な答えはありません…。 「バズる」と表現していいレベルなのかわかりませんが、自分が書いた記事の中で、驚くぐらいにPV数を集めたり、ブックマークをしてもらったり、facebookでシェアして…

みんな、コピーライターの価値を、わかっていますか?

ブログでは適当に記事を書いていますが、これでも一応、コピーライターの肩書きを持ったことがあり、雑誌の連載なんかも持たせてもらった経験もあります。 だからこそ、言いたいこと。みなさん、プロの書き手の価値を、わかっているでしょうか? 私の周囲に…

文章力と表現力を高めるトレーニング方法

今週は新入社員研修の話ばかりで恐縮ですが…。 研修の際、「表現力や文章力を高めるために、何かいいトレーニング方法はありますか?」と聞かれたので、私が今まで実践してきたトレーニング方法をいくつかお伝えしたのですが、「あ、これも教えてあげたらよ…

強いメッセージとはなにか? 相手に伝わるメッセージとはなにか?

文章やプレゼンで大切なのは、美しい文章でもなければ、流暢に話すことでもないと思っています。言うまでもなく、一番大切なのは、伝え手がどう伝えたかではなく、相手の心に響いたかどうかです。 そのために個人的に意識をしているのは、伝えたい言葉を相手…

自分ではない“別の誰か”の視点で、文章を読んでみる

新聞、雑誌、書籍、ブログを問わず、「これは興味深い内容だな」と思える文章を読むとき、ひとつ心がけていることがあります。 それは、視点を変えて読んでみること。 どういうことか?たとえば、自分の視点では共感できたり、納得できる内容でも、お母さん…

心に響く文章を書くのに、テクニックは必要ない

以下の2本の記事に対して、何人かの方から「心に響きました」「癒されました」という言葉をいただきました。 // 藍染工房 壺草苑の職人さんに会うため、東京の青梅へ行きました。 壺草苑さんは、江戸時代の藍染を再現するため、自然の中で生まれた原料「すく…

書き手の読み手の間に、「共感」を生む文章

本当にありがたいことなのですが、ニッポン手仕事図鑑のプレゼント企画「編集長のおみやげ」の文章を、応募者や周囲の人に褒めていただくことがあります。ただ残念ながら、文章がうまいという褒め方ではなく…。では、何を褒めてもらっているかというと、「何…

「ゆっくり」が文章を上達させるキーワードかもしれない

カナダにあるウォータールー大学が、学生を対象にして「片手だけで論文を入力したらどうなるか?」という実験をしたそうです。その結果は何と、「文章が上手くなる」だったそうで…。 理由はまだ解明できていないそうなのですが、ゆっくりと“強制的に書かされ…