自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「自分株式会社」の“株価”を、日記のようにつけてみる

以前、『「自分商店」の視点を忘れない』という記事でも書いたことですが、僕は独立(起業)願望もそんなになければ、ひとつの会社に依存することもありません。

 

めぐり合わせで「株式会社ニッポン手仕事図鑑」の代表取締役になりましたが、事業戦略的に法人化させただけで、個人的な「独立したい!」という願望を叶えたわけでもないのです。では、本当はひとつの会社で長く働くタイプでは? と思われるかもしれませんが、今の会社もすでに5社目。雇用してもらっている企業の社員という意識が芽生えたことは(良いか悪いかはさておき)ほとんどなくて(とはいえ、誰よりも責任感を持って仕事をしているつもりではあります!)、個人商店(=自分株式会社)として、「あくまでもそのときに所属している企業は、現時点での主要取引先」という考え方が、今も昔も変わらずにあります。

 

こんな考え方、どうなんだろう? と、正直思うこともあったのですが、でも最近は、「今所属している企業はあくまでもフリーエージェントとして契約しているだけで、その契約期限を決めるのは自分で、私が所属している企業は私個人の会社だ」というふうに考えてみよう! という意見や考え方に触れる機会が増えてきました。終身雇用も崩壊し、今の仕事が10年後に残っている可能性が低いと言われる時代では、当然の考え方なのかもしれません。

 

というようなことを、もやもやと考えていたら、ふと、「自分株式会社の株価」という考え方は面白いなぁ、と思い…。

 

どういうことかというと、毎日「自分=自分の会社」の1日を振り返ってみて、「今日はコンペに勝てたから、株価が100円上がった」とか、「今日は資料でケアレスミスがあったから、20円の株価を下げた」とか。あるいは、「新しいプロジェクトを立ち上げた期待値から、株価が急上昇した!」とか。そんな株価をつけてみる。そうすると、何も変わらない1ヶ月に見えても、1ヶ月前の自分と今の自分が、株価を上げたのか下げたのかわかるのです。

 

もちろん、その株価の変動は個人の感覚値なので、その株価自体に意味はないのですが、ただ、1ヶ月単位で自分のアクションを振り返ってみたとき、株価を上げた日が多かったのか、下げた日のほうが多かったのかがわかる。これって、なかなか価値のある日記だと、個人的には思うのです。感覚値でも、自分の株価が1年後に倍になっていたら、とんでもない話が舞い込んでくることも…。
面白い考え方だと思うのですが、いかがでしょうか?