自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「後回しにしない系」「すぐやる系」の書籍を読んでも、人はなかなか変われない

「(仕事で)集中力が続かない…」
「(仕事で)すぐに怠けてしまう…先延ばしにしてしまう…」

 

多くの人がそんな悩みを抱えながら、日々の仕事に向き合っていると思います。僕もそうです。

 

そういう人はおそらく、本屋さんに並んでいる「後回しにしない系」「すぐやる系」の書籍を読んだりしていると思いますが、そういう本を何冊も読んできた僕の結論は「何も変わらない」し、「改善されない」です。絶対に無理です…とは断言しませんが、僕は無理でした。あれこれと読んでも。なので、諦めました。

 

では、今の僕がどうしているかというと、「怠ける自分」「集中力が続かない自分」とどう折り合いをつけるかを考えながら、日々仕事をしています。
たとえば、怠けてしまう、先延ばしにしてしまうことについて書くと、これは勝間和代さんの考え方と同じ。勝間和代さんも、人は怠け者で、先延ばしにする生き物だからこそ対処方法はシンプルに「締切を設定して、それを自分以外の人と約束をする」だけしかないと断言しています。そう、もうこれしかない。あれこれやっても僕は怠けてしまうし、先延ばしにしてしまうので、僕も決めているのは「締切を決める。そして、自分以外の人と約束をする」だけです。

 

そして、集中力が続かないことについては、最近は佐々木俊尚さんのやり方を参考にさせていただき、「集中力は調子が良い日でも続いて15分、普段は8分」と決めて、8分のインターバルで業務を変えながら進めています(詳しくは、佐々木さんの『読む力 最新スキル大全』をご参照ください)。

 

怠けてしまう自分を、怠けない自分に変えるか。怠けることを前提に、仕事の進め方を変えるか。
集中力が続かない自分を、集中力が続く自分に変えるか。集中力が続かないことを前提に、仕事の進め方を変えるか。

 

どちらを選ぶかは、自分次第です。