自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

運が味方する人の思考

「あの人は、運が良いよなぁ…」
ついついそんなふうにつぶやいてしまう“羨ましく見える人”が、皆さんの周りにもひとりやふたりいないでしょうか?

 

その人はなぜ、運が味方してくれるのか?
もちろん、掘り下げていくと理由はひとりひとり違うとは思いますが、それでもいくつかの共通点があります。

 

たとえば、「過去よりも、未来に目を向けている時間が長い」。
これも、僕が運が味方してくれているなぁと思う人の共通点のひとつ。

 

ひとつのプロジェクトが終わったあと、過去のことばかりを考え続けている人がいますが、そのプロジェクトが上手くいかなかったとき、「なぜ、今回のプロジェクトは上手くいかなかったんだろう?」と過去に目を向けて考え続ける人と、過去はほどほどに「今回のプロジェクトの反省点を、どのように次に生かしていこう?」と未来に目を向けて考える人では、考える内容はもちろん、次(=未来)に向かう準備や行動が変わります。そして、運が良いと言われるようなチャンスや出会い、あるいは価値ある情報が巡ってくるのは、未来に向かう準備や行動をしている人。つまり、「過去よりも、未来に目を向けている時間が長い人」なのです。

 

また、クライアントや事業パートナーとディスカッションするときに、過去の話ばかりする人がいます。
確かに過去を振り返ることも大事ですが、でもそれ以上に、未来に目を向けて考え、会話をすることが大事。相手も「次は(も)一緒に仕事がしたい!」というモチベーションになってくれるし、自分自身も未来に向かうエネルギーが蓄積される。そう、やっぱり未来に目を向けている人に、他の人には巡ってこないチャンス、出会い、情報が巡ってくるのです。

 

過去に目を向けている時間と、未来に目を向けている時間。皆さんはどちらのほうが長いでしょうか?