自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

その目標は本当に、自分自身の“持続可能なモチベーション”になっているか?

今、オススメの1冊!

超ミニマル主義


僕は株式会社ファストコムという会社の社員です。そして、株式会社ファストコムの子会社である、株式会社ニッポン手仕事図鑑の代表取締役でもあります。株式会社ファストコムの新規事業で立ち上げた『ニッポン手仕事図鑑』という動画メディアが順調に育ってくれたこともあり、2019年1月に法人化をしました。

 

で、今日の本題。

 

世の中の多くの中小企業と同様、株式会社ファストコムも少なからず新型コロナウイルスの影響を受けているのですが、社員みんなが必死に頑張ってくれているおかげで、苦しい中でも昨年度、はじめて売上げ10億円という規模に到達しました(でも、売上げと利益はまた別物で…)。そんな話をすると、ビジネスマンや経営者の方から「すごいですね!」「僕も自分の会社をその規模まで成長させたい!」と言われたりしますが、ここで僕は問いたいのです。

 

会社の売上げや規模を大きくすることが、持続可能なモチベーションになりますか? と。

 

正直にお話をすると、会社の売上げや規模を大きくするという目標は、僕にとっては“まったく”モチベーションにはなりません。
では、どんなところがモチベーションになるか?

 

まず経営者としての視点で語るなら、「誰も成し遂げていないことを目指す!」がモチベーションになります。
たとえば、年商10億円の企業をつくった創業経営者は日本全国にたくさんいますが、僕が今年からミッションとして掲げている「年間100人の後継者を産地に」を成し遂げた企業はおそらくない。売上げ10億、100億円の規模の会社をつくるよりも、誰も成し遂げていないことを目指すほうがモチベーションになります。ちなみに、売上げ10億の規模の会社を経営するのは、本当に大変です。その規模の会社を経営している経営者を、僕は心から尊敬しています。

 

そして個人で言えば、人生でどれだけたくさんの人に出会えるか? ということが、何よりもモチベーションになります。
職人さんはもちろん、足を運んだ地域で出会い、また会いたいと思える人ができるのは本当に幸せなことですし、出会った人に喜んでもらえる仕事がしたいという気持ちが、明日のエネルギーになる。仕事の報告がてら、「ただいま!」と言って、一緒に笑いながら飲んだりしたいのです。

 

会社の売上げや規模を大きくすること、個人として稼ぐことも立派な目標ですし、持続可能なモチベーションになっていれば何の問題もありません。ただ、そこが本当にモチベーションになっているか? という自問自答に対して瞬間的に「イエス!」と言えない人は、改めて自分自身と対話したほうがいいと思うのです。でないと、本当に仕事がつまらなくなってしまうと思うし、気持ちも体も消耗していくので。