日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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自分の言葉に、説得力を持たせる準備をしているか? 〜プレゼンは「実績ではじまり、情熱で締める」が大事〜

ニッポン手仕事図鑑は今、あらゆるプロジェクトを同時進行で行っているのですが、これらのプロジェクトはボランティアではないので、“資金”が必要になります。つまり、提案するプロジェクトの価値(=結果を出せる手応え)を、提案する行政や民間企業に感じてもらえないと、何もはじめることができません。

 

となると、共感と納得と期待をしてもらい、「大切なお金を出す=僕らに託す」という意思決定をしてもらわないといけないわけですが、これは簡単なことではありません。だからこそ、プレゼンがとても重要になるのですが、今日はそのプレゼンで僕が大事にしていることについて書いてみたいと思います。とはいえ、答えは難しいことではなく、とてもシンプルな話。

 

「実績ではじまり、情熱で締める」

 

仕事を受注するためのプレゼンをするとき、いろいろな理論や外部のデータ、他社の成功事例を展開する人がいますが、僕のプレゼンはそこからはじまりません。
ではどこからはじまるのかというと、それは、お金を出してもらうだけの「価値ある結果が出せる」ことにつながる“実績=説得力”です。もちろん、直接的な実績を語れない初挑戦の提案も多かったりするのですが、間接的にでも結果につながるという説得力のある実績を、事前に積み上げておくことを日々意識しています。

 

間接的? たとえば?
たとえば、後継者インターンシップにはじめて挑戦するとき、「過去に後継者を誕生させた」という直接的な実績はありませんが、「100校以上の学校とつながりがあり、多くの学生に告知ができる」「トライアルで自主開催したインターンシップでは、50名、60名の応募者を集めた」という“間接的な実績”です。はじまりは、これが大事。

 

そして、「最後は情熱で締める」。
「仕事だからやっている」ではなく「仕事ではあるけど、想いと使命感を持ってやっている」ことが伝わらないと、人は大事なミッションを任せようと思わないし、お金を出そうとも思わない。だから最後は、その仕事への想いを全力で語り、締めることを意識しています。言い換えると、「仕事だからやっている」としか言えないことは結果につながらないので、お断りするほうがお互いのためにいいとさえ考えていたりします。

 

「実績ではじまり、情熱で締める」
つまり、自分の言葉に説得力を持たせる準備=日々の活動が大事で、結果を出すためには、その仕事に対する情熱が不可欠だということ。プレゼンのテクニックを語るのは、そのあとでいいんじゃないかな、と。僕はそう思っています。