「『中田敦彦のYouTube大学』や『両学長 リベラルアーツ大学』で、人生が変わった人は多い!」
少し前に、そんなSNSの投稿を見かけました。
この発言を否定するつもりはまったくなく、僕自身も人生が変わったとは言えないものの、『中田敦彦のYouTube大学』で得た学びはあり、実践してみて出せた結果があるのも事実。もっと書くと、中田敦彦さんのコンテンツは普通に面白いし、しゃべりも勉強になる。(『両学長 リベラルアーツ大学』は、申し訳ありませんが、まだ観たことがなく…)
話を戻して…。
それらのチャンネルで「人生が変わった人は多い!」ということについて、否定するつもりはありません。事実、人生が変わった人もいるのだと思います。
僕が今日書きたいと思ったのは、「どれだけの人の人生を変えたのか?」ということ。
もちろん、「人生が変わった」の定義も人それぞれで、そのリサーチも現実的ではないのですが、たとえばチャンネル登録者数が440万人を超える『中田敦彦のYouTube大学』や、180万人を超える『両学長 リベラルアーツ大学』の登録者数のうち、1%の人の人生が変わったとする。つまり、4.4万人、1.8万人の人生が変わったことになるわけですが、この数を皆さんは多いと思いますか? 少ないと思いますか?
これもまた「答えがわからない(調べようがない)」のですが、僕の個人的な感覚では、もっと(ずっと)少ないと思っています。
言い換えると、「人生が変わる!」と言われる強力なコンテンツでも、コンテンツを手にした“1%の人”の人生も、変えることができないのです。これが現実かな、と。
では、強力なコンテンツを手にして、人生を変えられる人とは、どういう人か?
答えはシンプルです。そう、「実践する人」なのです。何度も何度も、試行錯誤しながら。1000人いたら、やる人は10人、やり続ける人は1人。そう考えるとやはり、0.1%くらいなのかもしれません。強力なコンテンツを手にして、人生を変えられる人は。