日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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成果を上げてくれるのは、いつも「最新のテクニック」ではなく、「正攻法」だったりする

僕は明後日、石川県金沢市で講演を行ってきます。
伝統工芸の伝え手、つなぎ手として活躍したい方(作り手も含まれます)を対象に、効果的なPRとは何か? 情報発信とは何か? について語ってきます。少人数に向けたせっかくの機会なので、理論や考え方だけでなく、明日から実践してもらえるように、他の産地の成功事例を交えながら、お話をしてこようと思っています。

 

で、本番に向けて、せっせとスライドをつくったわけですが、僕はその前に、ふたりの職人さんに取材をしました。ひとりは、南部鉄瓶職人の田山貴紘さん(タヤマスタジオ)。そしてもうひとりは、木曽漆器職人の小坂玲央さん(丸嘉小坂漆器店)。

 

田山さんは『あかいりんご』、小坂さんは『百色』と、それぞれ自社ブランドを立ち上げ、僕が事例として紹介したいくらいの成果を出しているわけですが、では、「良いものをつくれば売れる時代」が終わった今、どのように情報発信して、消費者へ届けたのか? そして、なぜその方法が上手くいったのか? を、僕なりに分析をしてみたのです。

 

詳しくは受講者に話すことなので、ここでは伏せさせていただきますが(本当にごめんなさい!)、ひと言で書くと、「正攻法」を貫いただけ。そう、地道に、時に古臭いと言われるような「正攻法」を続けた結果、驚くくらいの成果を上げられたのです。

 

プレゼンのスライドをつくりながら改めて思ったのは、本当に大事なことは「最新のテクニック」や「奇策」と呼ばれるものよりも、いつも「正攻法」だったりするということ。これは決して、伝統工芸だけではないと思うのです。

 

今、成果を上げられていない人。もしかすると、最新のテクニック、奇策に逃げて(溺れて)いないでしょうか?
今打つべきは、「正攻法」と呼ばれる一手かもしれません。