自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

ひとりの人を喜ばせることができなければ、100万人を喜ばせることはできない

放送作家の小山薫堂さん。僕が尊敬しているビジネスマンのひとりです。
いきなり話が脱線しますが、憧れの小山さんがパーソナリティを務める『SUNDAY’S POST』に出演させていただいたのは、もう2年前。昨日のことのように覚えていますが、月日が流れるのは早いものです…。

 

さて、話を戻して。
僕は定期的に、自分の感覚や姿勢のズレを微調整するために、小山さんの著書を読み返したり、出演されていたテレビ番組の録画を観たりしているのですが、小山さんがいつもブレずに語っていることのひとつに、「ひとりの人を喜ばせることができなければ、100万人を喜ばせることはできない(表現はそのときそのときで若干変わりますが…)」というものがあり、僕もこれを大事にしていきたいと考えています。

 

たとえば、1通のメールを送るとき。
たとえば、SNSで反応をするとき。
たとえば、チャットでメッセージを送るとき。

 

自分が何を伝えたいかよりも、まず受け取った相手がどう感じるか? 喜ぶか? を想像して、言葉をつむいでいく。ここで手を抜いてしまうと、やっぱり相手とのコミュニケーションは上手くはいかないし、信頼関係も築けない。正直、僕もまだまだ上手くできないのですが、ひとりの人に向けた、パパっと書ける文章を書くときほど、その人が喜ぶか? を意識していきたいな、と。

 

もちろん、これは言葉(文章)だけでなく、あらゆる表現、企画、アイデアなど、すべての仕事において言えること。そう、ひとりの人を喜ばせることができなければ、100万人を喜ばせることはできないのです。