自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

自ら動いてチャレンジしていない人に、チャレンジするチャンスを誰も与えない

2022年1月で(つまり今月で)、ニッポン手仕事図鑑はリリースしてから7年が経ちました。そして、1月23日には法人化3周年を迎えます。たくさんの人に支えられ、励まされ、何とかここまで来ることができました。本当にありがとうございます。

 

たった5万円の新規事業予算からはじめたメディアですが、「伝統工芸の動画メディアといえば、ニッポン手仕事図鑑だよね」と言ってもらえることも増えたこともあり、これまたたくさんの人が「一緒に働きたい!」と連絡をくれるようにもなりました。本当にありがたいです。

 

ただ、です…。
「一緒に働きたい!」と連絡をくれる人全員に、心から感謝の気持ちを持っているのは嘘偽りない気持ちですが、連絡をくれる人の中に、少し“違和感を覚える”人がいるのもまた事実です(ごめんなさい…)。

 

たとえば、ビデオグラファーの方からのご連絡。
「ニッポン手仕事図鑑の映像を撮りたい!」と、全国から多数の問い合わせをいただきますが、「自分でこういう作品を撮ってみました!」とアピールしてくれる人が意外に少ない。今は撮っていないけど、ニッポン手仕事図鑑のメンバーになったら撮ります! ということなのかもしれませんが、厳しい書き方をすると、正直そんな姿勢の人、その程度の情熱の人を、大事な職人さんのもとへ連れていくことはできません。

 

先日、ニッポン手仕事図鑑のお問い合わせフォームに、ある記入項目をひとつ追加しました。それは…。
「“自主制作”されたドキュメンタリー映像作品のURLをご記載ください」

 

つまり、言い換えると「自ら動いてチャレンジしていない人に、チャレンジするチャンスを与えるつもりはない」ということでもあります。

 

これは僕たちだけではないと思います。自ら動いてチャレンジしていない人に、誰もチャンスは与えてくれないのです。