日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

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プロジェクトのゴール設定には、「首席ライン」と「最低合格ライン」のふたつを設定しよう

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自分を変える1つの習慣

「ニッポン手仕事図鑑」や「スコップ」などの自社事業(メディア)を立ち上げたときはもちろん、地方自治体関係、教育関係の仕事など、僕が新しいことにチャレンジするときにはいつも明確な「ゴール設定」をしていて、その重要性はメンバーたちにもよく話しているのですが、「そういえば、“これ”も結構考えているなぁ…」とふと頭によぎったことがあったので、(メンバーたちが読んでくれていることも願いつつ)今日は書いてみたいと思います。

 

とはいえ、全然難しい話ではなく…。
どんなことを考えるのかというと、僕は「こうなったら、失敗だ」という“ポイント”も明確に設定しておくということ。

 

たとえば受験に例えると、ゴール設定を「首席ライン」だとすれば、最低限クリアしなければならない「最低合格ライン(合格最低点)」も同時に設定しておきます。最初から目指すところではないけど、お金をいただいて仕事をする以上、しっかりと見ておかなければならないラインです。

 

僕らが今、もっとも力を入れている「後継者育成インターンシップ」を例に挙げると、ひとりの後継者を誕生させるというのが当然「ゴール設定」になるのですが、「最低合格ライン」としては、◯名の応募者を集めるというものがあります。

 

なぜ、応募者の分母が大事かというと、40名、50名といった数の応募があると、その産地の職人さん、組合はもちろん、地域の自治体も「こんなに後継者になりたい人がいるんだ!」と盛り上がり、それが未来への希望とエネルギーになり、次のアクションとやる気が生まれるきっかけになるからです。これだけでも大きな価値がある。もし後継者が誕生しなくても、ここをクリアできれば、最低合格ラインの価値は提供できる。

 

受験の合格にもいろいろとあるように、プロジェクトを実行していくうえでの合格にもいろいろとある。
「首席ライン」のゴール設定を設定し、そこを目指すことも大事ですが、「最低合格ライン」を見据えておくことも、僕はとても大事に考えています。