自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「衰え」は、“進化”のはじまり

人は年齢を重ねるとともに、どうしても“衰えていく部分”が出てきます。

 

一番わかりやすい例を挙げると、やっぱり体力(や、体のあれこれ)。その他にも年齢を重ねることで磨かれる感性もあれば、歳とともに衰える感性もあります。日々の仕事で言えば、判断力は上がっても、記憶力は衰える…など、30代、40代、50代と年齢を重ねるとともに、何かしらで衰えを感じる機会は増えてきます。

 

でも、「衰えは進化するチャンス」であり、「進化のはじまり」だと僕は考えるようにしています。

 

たとえば、僕は40代の割にはまあまあ体力があるほうだと思いますが(体力と健康に気を使っているからこそ、ブログを7年間毎日更新できているわけで)、とはいえ30代の頃の自分と比較したとき、どうしても集中力を持って働ける時間は短くなりました。でも、短くなってしまったことを嘆いていても仕方がない。働く時間が短くなってしまっても、成果は今まで以上に求められるし、自分自身も上げていきたい。

 

となると、体力の低下を補うだけの「工夫」と「技術」と「協力」が必要なのです。

 

まさに進化するチャンス。
自分のどの部分の技術をより磨き、どのように技術や経験を活かす工夫を取り入れるか。そして、どのように自分の足りない部分を補ってくれる人の協力を得て、どの部分で恩返しをしていくか。体力の低下という現実に向き合い、補うためにできること、やるべきことを真剣に考えて技術を磨き、工夫していく。そして、自分が周囲の人にどんな価値が提供できて、その結果として、どのように協力をしてもらえるかを考える。

 

そう、衰えは考えるきっかけであり、何度も繰り返しますが、進化するチャンスなのです。