自分の仕事は、自分でつくる

すべてを引き寄せる、「実行力」の磨き方

結果を出せば「希望」となり、結果が出なければ「絶望」となる

ニッポン手仕事図鑑を立ち上げると決めて、僕がはじめて「映像を撮らせてください!」とオファーメールを送ったのが、神奈川県横浜市にある「築地活字」さんでした。

 

ニッポン手仕事図鑑のサイトもまだ完成しておらず、何者かもよくわからない動画メディアから突然届いたメール。「何やら胡散臭い話が来たなぁ…あとから金でも取る気か?」と疑い、スルーしてもいいところですが、築地活字の代表の平工さんは僕の想いだけを込めた必死なメールを読んで、「1度会って、話を聞かせてくれませんか?」とご連絡をくれました。それが築地活字さんとの出会いです。

 

僕の想いを受け取ってくれて、平工さんは映像を撮らせてくれました。だから、築地活字さんの映像は、ニッポン手仕事図鑑の原点。その1本目の映像があったからこそ、次の職人さんは映像を撮らせてくれました。今、ニッポン手仕事図鑑があるのは築地活字さんがのおかげだと言っても、決して大げさではありません。

 

そんな平工さんが1ヶ月ほど前、相談に乗ってほしいと、わざわざ僕のところに来てくれました。「この厳しい状況の中で心が折れそうですが、それでもやっぱり諦めたくない…活字鋳造技術を未来に繋ぎたい!」と。そこで僕はただお金を集めるだけでなく、しっかりと情報発信できる手段として、クラウドファンディングという手段を提案しました。平工さんは「大牧さんが言うなら…」と信頼してくれて、限りある大切な時間を割き、チャレンジする決意をしてくれました。

 

嬉しい反面、僕はとても怖かった。

 

なぜなら、結果を出せば「希望」となり、結果が出なければ「絶望」となるからです。
「ここで失敗したら、完全に心が折れてしまうかもしれない。廃業という決断をしてしまうかもしれない」と、今でこそ正直に言えますが、「怯え」に近い感情を抱いていました。ニッポン手仕事図鑑の原点を、自分自身の提案で壊してしまうかもしれないから…。

 

おかげさまで平工さんはもちろん、メンバーたちの情熱と執念によって、2週間ほどで最低目標として掲げていた150万円(達成率300%)に到達しました。ホッとしたと同時に、まだまだ活版印刷には可能性があると、自分自身も希望を見出しているところです。もちろん、まだまだ先は険しい。ここからが険しい。集めたお金を有効活用して後継者を生み出していかなければ、活版印刷や活字鋳造の技術が途絶えてしまうのですから。だから僕らはこれからも微力ですが、築地活字さんを応援していきます。

 

最後に宣伝になりますが、ぜひご支援ならびに情報の拡散をお願いいたします。素敵な返礼品も揃っておりますので。