日刊「自分の仕事は、自分でつくる」

明日のヒントと、実行力の磨き方[7年間、毎日更新中!]

企画を考えている途中で壁にぶつかるのは、「◯◯」と「◯◯」が足りないからだ

今、米原市の学生さんたちと一緒に、あるプロジェクトを推し進めています。
僕に与えられたミッションは、プロとして企画やアイデアを出すことではなく、学生さんたちが自ら考えて企画を出し、実行はもちろん、プロジェクトを無事に完了するまで伴走すること。だから僕は企画を出してはいけないし、学生さんたちが企画を出せるように、上手く誘導していかなければならないのです。

 

でも、いくら学生さんたちが優秀だとはいえ、経験があるわけではないので、企画を考えている途中で壁にぶつかってしまうことも少なくありません。
そんなとき、どのように誘導しているのか?

 

僕が意識しているのは、「選択肢」と「情報」を出すこと。
学生さんが立ち止まってしまうのは、「選択肢がない」か「選べない」か、どちらかであることがほとんどだからです。

 

どういうことかをわかりやすく解説するために、たとえ話をしてみたいと思います。

 

たとえば、「どこに遊びに行こうか?」と考えているとき、選択肢がないと「どこに行こう…どこがある?」と何も進みません。
そのとき「海と山という選択肢があると思うけど、どちらがいい?」と、選択肢を投げます。「海!」と決められたら、話は(企画を考えることは)先に進みます。おまけで書いておくと、選択肢を投げかけることで「なるほど! その選択肢があるなら、川もあるね!」と、新しい選択肢が出てきたりもする。

 

では、「海? 山? どっちがいいだろ…」と決められないときはどうするか?
そのときは情報を出してあげるのです。「海なら魚が食べられて、山ならきのこが食べられるけど、どちらがいい?」と。そうすると「今は魚が食べたい。さらに言えば、焼き魚よりも刺身が食べたい!」と、さらに前に進むのです。

 

企画を考えるときも、これと同じなのです。
選択肢が見えていないから思考が止まるし、情報が足りないから思考が止まる。

 

学生さんだけでなく、部下や後輩たちが企画に行き詰まってしまったときはもちろん、この記事を読んでいる人の中に「企画を考えるのが苦手で…」と悩んでいる人がいたら、「選択肢」と「情報」を意識してみてください。きっと、もう一歩先に進むはずです。