今日は終日、スケジュールがめちゃくちゃタイトで、さらに大事なプレゼンも予定されていたので、昨夜は早めに寝て、十分に睡眠をとらなければならなかったのですが…。
僕は夜中の3時近くまで、ある資料を作成していました…。その資料とは、新しいサービスの資料。
ふと、このサービスの価値はどのくらいあるのか? どのくらいの金額なら購入する決断ができて、実際に使ってみたあと、どのくらいのレベルで満足してもらえるのか。
無性にそんな実験をしてみたくなって、一気に資料を書き上げたのです(久々に過集中モードに入りました…)。
新しいサービスとはもちろん、以下に続く“ハンバーガー”のことではないのですが…。
その資料については現時点で書くことができないので、ハンバーガーでたとえ話をしてみたいと思います。
たとえば、100円のハンバーガーなら、よほど不味くない限り、おそらく多くの人は支払った金額に対しての満足感を得てくれると思います。「うん、100円ならこんなもんだよね。十分」と。
ただ、それが300円になると、満足する人と、満足しない人がシビアに分かれてくる。600円になると、購入を迷う人も出てきて、言うまでもなく、満足させるハードルはより高くなります。それが1000円となると、買ってもらうためのハードルを超えるのも相当難しい…。
買ってもらえる金額と、買ったあと、満足してもらえる金額。
金額が高くなればなるほど、買ってもらう難易度は上がりますが、そこで満足してもらえたら、その商品やサービスはものすごく強い。でも、高い満足度を提供できる自信があっても、まずは買ってもらわなければ意味がない…。ここの感覚は、とても難しい。
僕は最近、このあたりの「感覚」について、とても興味があり、あれこれと実験を続けています。なぜなら、この感覚の精度が悪くなっていると、推し進めていくプロジェクトで結果を出せないから…。
自分は、いくらなら買うか? あの人なら、いくらで買うか?
買ったあと、自分はどのくらい満足するのか? あの人は、そもそも満足するのか?
「買う決断ができるポイント」と「買ったあとに満足できるポイント」の感覚を磨いておくことは、不景気が予測されるこれからの時代、とても大事だと思うのです。