自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「当たり前」を、徹底的に共有することを“当たり前”に

【リニューアルしました!】ぜひお聴きください!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

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プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

たとえば。
「産地の職人さんにとっては、1ヶ月で1000個売れるヒット商品があれば、嬉しいに決まっている!」という売り手側の“当たり前”。

 

それに対して、「いや、1ヶ月でそもそも1000個もつくれないし、ひとつのヒット商品をつくり続けると、他の商品がつくれないので、ヒット商品が売れなくなったときが怖い…。それに、卸先を限定して商品をつくり続けるということは、他の取引を止めることにもなる。だから、1ヶ月で1000個売れるヒット商品をつくりたいとは、それほど思わない…」という作り手側の“当たり前”がある。

 

ひとつのわかりやすい例を挙げてみましたが、「当たり前」をしっかりと共有できずに進められたプロジェクトで、結果的に気持ちのよい終わり方をしなかったケースは少なくないように感じています。だからすべての仕事において、お互いの「当たり前」について話をすることは、とても大事な作業だと思っています。

 

これは「価値観」といった考え方だけでなく、日々使う「言葉選び」も同じ。
同じ単語でも、その人の頭の中にある“辞書の解説文”には、やはり違うことが書いてあったりする。

 

僕が最近「当たり前が、違うなぁ…」と感じている言葉に『準備』があります。

 

資料をしっかりと手元にある状態に整えておくことを「準備」と考えるAさんもいれば、自分が伝えるべき内容をわかりやすく届けるために、プレゼンの練習をしておくことを「準備」と考えるBさんもいれば、相手からの質疑応答(想定質問)に対して、答えを用意しておくことを「準備」と考えるC さんもいる。そう、すべてが「準備」。ひとりひとりの、当たり前。

 

コミュニケーションの中で「当たり前」を徹底的に共有することで、仕事は上手くいくし、楽しくもなる。言い換えると、そこを雑にしてしまうと、仕事で結果も出せないし、仕事もつまらなくなったりする。自分の当たり前は、相手の当たり前ではないことを忘れず、お互いの「当たり前」をもっと徹底的に、そして丁寧に共有していこうと、GW明けの自分へのメッセージとして、ここに残しておきたいと思います。

 

皆さんも、「当たり前」の共有を大事に。