ニッポン手仕事図鑑は今、自治体や民間企業を問わず、さまざまな地域の方にプレゼンをしています。そして逆に、自治体や民間企業はもちろん、個人の方からもプレゼンをされる機会も増えてきました。
そんな中で今、強く、強く思うこと。
今日のブログのタイトルは「心に響かないプレゼンをする人」と、少しキツめの表現にしましたが、心に響かないプレゼンをする人にはひとつ、明確な共通点があります。そして、僕自身はもちろん、ニッポン手仕事図鑑のメンバーがプレゼンをして失敗するときも、例外なくこの共通点が当てはまったりします。
それは何か?
遠回しなところから入っていきますが、「心に響かないプレゼンをする人」のプレゼンは「ワクワクしない」し、そもそも「関心が持てない(=興味が湧かない)」のです。では、なぜワクワクしないし、関心が持てないかというと…。
プレゼンする人が、相手に“興味を持っていない”からです。
自分たちのことは知ってほしいのに、プレゼンを聞いてもらう相手のことを知らない。もっと書くと、情報として知ってはいるものの、興味を持っているとは言えないレベルだったりする。そう、『相手にワクワクしていないと、相手がワクワクする』プレゼンなんてできないのです。
提案する相手に、そして、自分が真剣に考えて、これから提案する企画にワクワクしていますか? そこにワクワクがなければ、相手の心に響くプレゼンはできないと、僕は強く自分に言い聞かせながら、日々の仕事をしていたりします。できていないときも多々あったりするのですが…。