自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

自分が身につけている「アクセサリー」を、1度外してみよう

「アクセサリー」という表現が適切かどうかわかりませんが、年齢や経験を重ねるごとに、人は自分自身を“守ってくれる”「アクセサリー」を身につけます。その正体は「学歴」や「社歴」と呼ばれるものだったり、「実績(過去の栄光)」と呼ばれていたりもします。さらに書くと、自分を応援してくれている人に影響力や説得力があれば、自分が望んでいるかどうかは関係なく、他人からは「アクセサリー」に見えることもある。

 

それらは確かに自分自身の行動や努力によって積み上げてきたものなので、誇りに思ってもいい。むしろ、その「アクセサリー」によって、次のチャンスや仕事がめぐってくることもあるので、当然、“悪”ではないのです。

 

ただ、「アクセサリー」に頼りすぎてしまうと、無駄なプライドが生まれたり、行動力や向上心を鈍らせたりすることがある。そして、「アクセサリー」の価値にも有効期限があるので、世の中ではすでに価値がなくなってしまっても、「アクセサリー」に固執してしまい、「価値があるんだ!」と言い続けるしかなくなってしまう…。

 

だから、勇気を持って、自分の身につけている「アクセサリー」に価値があるうちに「アクセサリー」を外して、新しい「アクセサリー」を探しにいく。僕はこれは本当に大事なことだと思っています。

 

どんなに学歴や社歴を誇っても(僕は学歴がないので、誇れないのですが…)、どんなに過去の実績を誇っても、どんなに周囲にいる人たちが優秀でも、みんなが自分に聞きたいことはただひとつ。「今のあなたには、何ができるの?」だけなのです。

 

僕もそろそろ改めて、今の自分が身につけている「アクセサリー」をひとつずつ外していこうと思います。新しい「アクセサリー」を身につけた自分を見てみたいので。確かに外したくないものもあったりするのですが…。