自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

相手の口から出てくる言葉は、すべて「ヒント」である

今年からニッポン手仕事図鑑のメンバーに加わってくれたプランナーのFさん(名前を伏せないといけないわけじゃないのですが…)。異業種からの転職ということもあり、企画書を書くたびに、打ち合わせに同席するたびに“新しい発見”がある日々を過ごしています。手前味噌な話ですが、「今、このタイミングでこのような勉強ができるのは、彼女にとっては幸運だな。いい転職をしたな」と、勝手に思っていたりします。

 

で、Fさんが今日学んだこと。
それは、「相手の口から出てくる言葉は、すべて『ヒント』である」ということ。

 

Fさんが書いてくれて、僕もチェックしてOKを出した企画書をzoomで共有しながら、ある企業の方とオンラインでミーティングを行いました。
私たちの狙いもしっかりと伝わり、「これで進めましょう!」という話になったにもかかわらず、僕は「修正したい箇所があるので、企画書を再提出します」と、先方に伝えました。Fさんはその瞬間、頭の中に「???」となったはずです。だって、「これで進めましょう!」という話になったのですから。

 

詳細は書きませんが、僕は打ち合わせのときに先方のご担当者から出てきた言葉を聞いて、企画書のある部分をブラッシュアップしたいと考えたのです。ちょっとしたことですが、大事なポイント。ご担当者の言葉がヒントになり、気付けたのです。その理由を聞いたFさんは「あぁ、なるほど…そういうことか」と、新しい学びを得ました。

 

相手の口から出てくる言葉は、すべて「ヒント」である。
相手とは、外部や内部を問いません。相手の口から出てくる言葉を“雑に扱う人”と、“丁寧に扱う人”とでは、打ち合わせ後の行動も変わるし、もちろん、結果も大きく変わるのです。

 

相手の口から出てくる言葉…大切にしていますか?