自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

ちょっとした“遊び心”があるから、記憶に残る

【リニューアルしました!】ぜひお聴きください!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

今、オススメの1冊!

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

新幹線に乗ったときも、飛行機に乗ったときも、僕は車内誌、機内誌が置いてあれば、必ずぱらぱらとページをめくります。ただの暇つぶしではなく、仕事や出張に役立つヒントが得られることが多いからです。

 

昨日僕が手にとったのは、FDA(フジドリームエアラインズ)の『DREAM3776』。
以前取材させていただいた島根県の職人さんが出ていたり、盛岡や松本で食べている「福田パン」や「牛乳パン」が紹介されていたり…。名古屋→花巻間の1時間(で移動できるって、知っていました?)のフライト中に楽しく読ませていただいたのですが、その中で特に興味深く読ませてもらったのが、北海道にある『湧駒荘(ゆこまんそう)』の社長兼料理長の竹内崇さんを取材した記事。

 

詳しく紹介すると長くなるので、ざっくり書くと、竹内さんは赤坂にある老舗割烹『津やま』や、日本一の旅館と呼ばれる能登半島の『加賀屋』で修行され、現在のポジションに就かれました(本当にざっくりですみません…)。そんな割烹と旅館で料理に携わってきた竹内さんは、インタビューの中でこんなことを語られていました。

 

「割烹なら、お客さんを見ながら一品ずつ作っていけばいい。でも、旅館はそうはいかない。一斉に食事を用意しなければならないという条件下で、ひとりひとりが温かいものを食べられるようにするアイデアと、原価が安くても記憶に残る料理をつくらなければならないのです」と。

 

そこで竹内さんは、現地だからこそ安く仕入れられるエゾアワビの塩釜焼を考えました。アワビ1個を塩で包んでオーブンで焼く塩釜焼なら、オーブンで1度に焼けるし、お客さんは熱々のまま食べられる。そして、ちょっとした遊び心があるから、お客さまの記憶に残る(他の事例も載っていたので、興味がある方は読んでみてください。購入もできるそうです)。

 

これは料理に限らず、僕らが“提供する”企画も同じだな、と。
今の時代は特にそういうアイデアが出せる人が求められるし、次も仕事を任せたいと思われる。そう、「もう1度!」とリピートしたくなるサービスを提供できる人とは、「なるべく原価をかけずに、記憶に残ることを」「ちょっとした遊び心があって、お客さまを笑顔にできることを」を意識できる人なのです。