自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

あえて自分の頭の中に、「自分のライバル」を登場させる

【リニューアルしました!】ぜひお聴きください!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

今、オススメの1冊!

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

ニッポン手仕事図鑑のプランナーチームは今、提案ラッシュ(注:受注ラッシュではありません…)の日々を送っています。

 

ありがたいことにさまざまな企業や自治体からご提案の機会をいただけているので(これも、プランナーチームのメンバーがつくってくれたチャンス)HさんとA社、KくんとB社、FさんとC社…と、そんな感じで各プランナーとタッグを組み、与えられたテーマ(=課題やゴール)に対して、あれこれと企画を考えて、ご提案をしています。そう、受注ラッシュにつながると信じて…。

 

で、プロジェクトごとに頭を切り替えながら(ここのスイッチの精度は、最近は特に鍛えられているなぁ…と)、毎日あれこれと企画を考えているのですが、そのおかげで僕が無意識にやっている思考法を“ひとつ”再認識できたので、今日はその思考法について書いてみたいと思います。

 

たとえば、伝統工芸の後継者問題。
その課題に対して、僕は「A」というプランを考えたとします。企画書を読む人が「??」と思うポイントはないか? 質疑応答で突っ込まれたとき、しっかりと理論立てて納得感のある答えが出せるか? そんな当たり前のことから、産地の未来につながることか? 提案する側のエゴになっていないか? そもそも産地が望んでいるか? と徹底的に「A」を煮詰めていきます(どうでもいいですが、「煮詰める」という言葉の本当の意味を間違えている人は多いですね…)。

 

「よし、これでいける!」と「A」に手応えを感じたそのとき、必ず“頭の中に”登場するのが「自分のライバル」。わかりやすく書くと「もうひとりの自分」です。自分が考えてひねり出し、検証もして、煮詰めて手応えを感じた「A」というプランに対して、別の「B」というプランを出してくる自分が(自分自身で求めていなくても…)必ず登場するのです。

 

結果、「B」のプランも同様に煮詰めていき、最後に「A」「B」を比較して、優れたプランを提案します。「A」「B」を掛け算して、「C」が生まれることもある。そう、必ず“頭の中に”登場するライバル=もうひとりの自分のおかげで、視野を広く(客観的に)、思考を深く考えることができるのです。

 

なかなか苦悩させてくれるライバルですが、でも、よりよい企画を提案するためには、欠かせない大事な存在なのです。
あえて自分の頭の中に、「自分のライバル」を登場させる。今日はそんな思考法についてのお話でした。