自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

言葉が聞き取れなくなった大人たち 〜伝える側の問題と言うけれど〜

【リニューアルしました!】ぜひお聴きください!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

今、オススメの1冊!

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

今日書くことは、決して誰かをディスりたいわけではありません。予めご理解いただけると幸いです。

 

最近、音声SNS&コンテンツの今後の活用方法やオンラインでのよりよいコミュニケーションをするためには? を考えるために、“ある実験”をしていました。

 

カフェやファーストフード店が中心となりますが(その他の業種でも実験していましたが…)、店員さんに対して意識的に大きめの声で、はっきり、ゆっくりと、3つの注文をします。「カフェラテ」「ホット」「持ち帰りで」と、そんな具合に。

 

サンプルはそこまで多くないので、一概に結論づけることはできないのですが、結構な割合で「ホットですか?」「店内でしょうか? お持ち帰りでしょうか?」と、いずれかを聞き返されます(意識してハッキリと伝えているので、聞き取りづらいということはないと思います)。聞き返す人の年齢や性別を問いません。むしろ、若い世代の方に多いような気もしています。繰り返しますが、誰かを馬鹿にしたり、ディスりたいわけではありません。

 

自分の口から相手に何かを伝えるとき、「伝わらなかったら、伝える側の“伝え方”の問題」だとよく言われます。それは間違いありません。僕自身も自分の言葉がしっかりと届かなかったときは、自分の伝え方を振り返ります。

 

ただ、です。
もし自分が理解できていなかった場合は、相手の伝え方ではなく、自分の聞き取る力について考えます。相手の言葉を理解する力はもちろん、言われたことを頭の中で覚えておく能力が衰えていないか? 「カフェラテ」「ホット」「持ち帰りで」と聞かれ、「店内ですか? 持ち帰りですか?」と同じようなやりとりをしていないか?

 

LINE等のSNSやチャットツールの普及により、人の話し言葉を聞き、理解する回数は以前よりも減っています。映像もテロップが多用され、話し言葉を理解する力が衰えていても“わかる”ようになっている。それにより、話し言葉の「記憶力」「要約力」が衰えてしまうことは十分にあり得るわけです。だから個人的にも意識的に、話し言葉をしっかりと理解する力、相手が言いたいことを頭の中で要約する力を、これから重点的に鍛えていきたいと考えています。そして、音声コンテンツを配信していくためには、このあたりもしっかりと踏まえて企画していくことが大事だと思うのです。