自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

「忘れられない」ということは、「いつも思い出してもらえる」ということ

営業時間短縮要請に伴う協力金、1日6万円。
賛否分かれる施策ですが、立場が変われば、見え方も変わるので、ここであれこれと語るつもりはありません。とても助かっている人もいれば、同じように経営が苦しいのに、何の補助も受けられない人もいる。僕の立場から良し悪しを語ることは、この場ではできません。

 

で、今日の本題。

 

僕がもし飲食店を経営していたとして、時短営業または休業することで「1日6万円」がもらえるから喜べるか? と問われたら、正直素直には喜べず、「怖くて仕方がない…」と答えると思います。なぜなら、「1日6万円」の代償として、お客さんの記憶から自分たちの存在が少しずつ消えていってしまうから…。

 

こちらがどんなにしっかりと覚えていても、多くの場合「コアなファン」と位置づけられるお客さん以外は、自分たちの存在は覚えていないと考えたほうがいい(記憶からなくなるという意味でなく、「思い出してもらえなくなる」という意味です)。そして、「コアなファン」だけで経営が成り立つお店は、世の中にはそこまで多くはない。

 

だから、立ち止まる(休業したり、時短営業する)ことは、とても怖いことだと思うのです。覚えていてくれていたとしても、お客さんの次に行きたいお店ランキングから下がってしまうことはあるし、お店で飲むこと以外の楽しさを見つけ、ライフスタイルが変わってしまうこともある。

 

忘れられることは、とても怖いことです。「止まる」ということは、忘れられるとイコールだったりするのです。
飲食店だけに言えることではありませんが、今、立ち止まらざるを得ない人たちは、とにかく自分も、自分たちの会社も、忘れられないように(いつもしっかりと思い出してもらえるように)「僕たちは、ここにいるよ!」と、メッセージを発信していくことが大事。大変な時期が続きますが、今やれることを、しっかりとやっていきましょう!