自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

他人の意見や考えを取り入れる前に、自分自身と約束した「3つ」のこと

【リニューアルしました!】ぜひお聴きください!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

今、オススメの1冊!

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

三浦知良さん。そう、あのキングカズ。
僕が「誰よりも」と言ってもいいくらいに尊敬している人です。

 

そのカズさんは“レジェンド”と形容されるレベルの人であるにもかかわらず、親子ほどに年齢の離れた若手選手から「このトレーニング方法がいいんですよ!」と聞いたら、すぐに否定も肯定もせず、1回試してみるそうです(すべてではないと思いますが…)。そして、よかったらそのまま取り入れて、自分には合わないと感じたらスパッと止める。キングと呼ばれるほどの経験と実績があり、独自の方法論を築いていても、「これがいい!」と聞いたら、まず試す。その好奇心と柔軟性があるからこそ、54歳になった今も現役でいられるのかもしれません。

 

「よし、尊敬するカズさんを見習おう!」と、単純な僕はアイデアの発想法、企画書の書き方、文章の構成、メモ術、読書術など、年齢の上下関係なく、「これはいいよ!」と教えてもらったことは、できる限り、まずは1度試してみるようにしました。

 

でも、ただ「まずは試してみよう!」というスタンスでは情報に流されてしまいそうなので、同時に“決めた”ことが3つあります。それが以下の3つです。

 

「先入観を持たない」と決める。
「ダメだったら、すぐに止める」と決める。
「アレンジを考える」と決める。

 

まずは、ひとつ目。
誰かから「いいよ!」とオススメされても、「おー! それはいいかも!」と直感的に思えることもあれば、「そう?」と首をかしげてしまうこともある。でも、「おー!」と自分が反応できるということは、“似たような方法を取り入れた過去”の成功経験や経験から導き出された予測(予感?)だったりするので、取り入れても(すでに似たようなものを取り入れた過去があるので…)意外に効果が出なかったりする。

 

でも、「そう?」と首をかしげたものは、今までに取り入れたことがない場合も多いので、大きく自分を変えてくれる可能性がある。だからこそ、やる前から先入観を持たない! 疑いから入らない! と自分に言い聞かせました。

 

そして、ふたつ目。
人は時間をかけた分だけ、かけた時間が無駄になることを恐れるので、無駄に粘ってしまう…。いわゆる「サンクコストバイアス」というやつです。だから期間を決めて、試して効果が実感できなかったら(手応えがなかったら)、すぐに止めるように決めました。かけた時間が無駄になるから…という思考で「続ける」も「止める」も判断しない! と決めるのは、とても大事なことです。

 

最後に、みっつ目。
これは僕の経験値の話ですが、「いいよ!」と教えてもらったことをそのまま試して効果が出なくても、ほんの少し自分流のアレンジを加えることで、大きな学びが得られたり、成長につながることがある。そう、そのままではなく、それをベースにして、試行錯誤することが大事。その思考があるだけで、取り入れる意見や考えが自分にとって、より価値のあるものになったりするのです。

 

以上が他人の意見や考えを取り入れる前に、僕が自分自身と約束したことです。他人の意見や考えは価値あるものですが、逆に自分の軸がぶれたり、迷いを生んだりすることもある。だからまず、他人の意見や考えを取り入れる前に、大事なことを心に刻む。とても大事なことだと思うのです。