経営者やフリーランス(個人事業主)だけでなく、新型コロナウイルスの影響で経済がなかなか回っていかない中、規模の大小を問わず、多くの会社員も今「仕事がなくなる不安」と向き合う日々だと思います。もちろん、僕も例外ではありません。
でも、だからと言って、何もしないと余計に不安は大きくなる。不安を消すには、そう、動くしかないのです。
では今、僕は何を意識して動いているか? 今日はそんなお話を。
結論から書くと、「与えること」を強く意識して動いています。
もちろん、モノやお金を与えるわけではありません。
僕が与えようと意識しているのは「アイデア」や「知識(学び)」であり、「出会い」や「チャンス」です。さらに書くと、「元気」や「勇気」も与えたいと考えています。
この人と一緒に仕事がしたい! と思ってもらえる人とは、いろいろと細かな要因はあるものの、ひと言で書くとこれらを与えてくれる人です。そして、仕事がなくなる不安が万が一現実になってしまったとき、救いの手を差し伸べてもらえる人も、“あのとき、与えてくれた人”なのです。
もちろん、そうなってしまったときの保険として(恩返しを期待して)、誰かに何かを与えようとしているわけではありません。与えることで自分のスキルや人間性を磨けることが、何よりも大事なのです。その“おまけ”として、自分がピンチのときに助けてくれる人、チャンスを与えてくれる人が現れるわけです。
言うまでもなく、反対に「もらうこと」ばかりを考えている人からは、仕事や人がどんどん離れていってしまうもの。不安が大きいときほど、人はもらいたがるものですが、不安が大きいときほど、与え続けることを意識していきたいと、僕は思うのです。