自分の仕事は、自分でつくる

10年後の「自分」と「仕事」をつくる、行動力の磨き方

教育とは「教えること」ではなく、「利用してもらうこと」なのかもしれない

【リニューアルしました!】ぜひお聴きください!
ラジオ版『自分の仕事は、自分でつくる』

今、オススメの1冊!

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる

「着物の文化を子どもたちに届けたいなら、歴史や技術の素晴らしさを“教える”んじゃなく、まずは『着てもらう機会』をつくればいい」

 

昨日、伝統工芸関係のClubhouseのRoomに招かれ、さまざまな業種の職人さんのお話に耳を傾けていたら、ふと、ある職人さんからこのフレーズが出てきました。

 

確かに。
考えてみれば当たり前のことですが、意外と置き去りにされていることだな、と。

 

伝統工芸や伝統的な文化を知識として教える機会や情報はあっても、さらに書くと、ワークショップなどの「製作する機会」の提供はあっても、消費者として「“まずは試しに”使ってみる機会」は意外と与えられない。

 

事実、僕自身も着物について学ぶ機会は今までにも多々あり、織りや染めの現場を見る機会にも恵まれましたが、着物を着る機会には恵まれなかった…。2019年の「ニッポンものづくりフィルムアワード」の表彰式で着物を着ましたが、その前は結婚するときの記念として、和装で写真を撮ったとき。そのときは写真撮影用の着付けだったのであまり実感できなかったのですが、「ニッポンものづくりフィルムアワード」のときはビシッと着付けてもらったので、着物の心地よさを実感しました。そして、思いました。

 

「あぁ、もっと早く着物を着たかったな、と。損をしていたな、と」

 

(1)授業で、着物について学ぶ。
(2)工房で、織りや染めを体験する。
(3)町中を、着物を着て歩く。

 

着物の文化を若者や子どもたちに届けるなら、どれが一番いいか?
そう問われたら、僕も確かに(3)を選びます。それが一番、心に届く(響く)と思うから。でも、今まではその機会をつくろうともしていなかった…。

 

僕はビジネスにおいて、大切なことを見落としているかもしれない。そんなことを考えさせられた、職人さんのひと言でした。
皆さんも何か大切なことを、見落としていないでしょうか?