数年前の事例で恐縮ですが…。
「刻み海苔用ハサミ」と名付けれれた商品が「ハサミ型シュレッダー」と名前を変えた途端、5億円を売り上げる大ヒット商品になったことがありました。他にも「完熟トマト鍋スープ」も大ヒットした商品で有名ですが、発売された当初は「海鮮イタリアンスープ」という名前で発売され、発売開始から2年で販売終了になったという苦い過去を持った商品だったりします。
何が言いたいかというと、今はパッとしなくても“少しの変化”で大ヒットするケースは多々あり、その反面、きっかけがないと埋もれてしまうものも多々ある、ということ。
商品のネーミングの例を挙げましたが、今日書きたかったのはその話ではなく、これは「人」にも言えるということです。
たとえば、自分のスキルや強み、経験についての発信方法を変えてみたり、持ち物や日々の服装を変えてみたりすることで、プチブレイクした人は僕の周りにもたくさんいます。そう、「ブレイク」は、小さな変化からやってくる。
もちろん、「商品としての魅力=自分の人間性やスキル」を磨き続けることは大前提の不可欠な話ですが、そこでパッとしない自分を否定しなくてもいい(と、僕はいつも自分をなぐさめています…)。大ヒットするまでに時間がかかる商品も、ブレイクするまでに時間がかかる人も、世の中にはたくさんいるのです。
大事なことなので繰り返しますが、自分を磨き続けることは大事。そのうえで、どのように自分の魅力を届けていくか、ブレイクすると信じて、諦めずに試行錯誤していくことが大事なのです。もしかすると、明日変えられるようなちょっとした変化で、あなたはブレイクするかもしれない。僕はそう信じて、自分を磨き続けています。
まあ、ブレイクしなくてはならないというわけでもないのですが…。