自分の仕事は、自分でつくる

明日の仕事のヒントと、行動力の高め方

「スキル」や「経験」には“賞味期限”があるけど、「行動力」にはない

昨年の上半期までニッポン手仕事図鑑のインターン生として活躍してくれていた大学生(今はいろいろなフィールドで活躍中!)が今日、ツイッターでこんなことをつぶやいていました。

 

「わたしの行動力は武器らしい」

 

きっと、誰かが日々の彼女の行動を見守っていてくれて、そのうえでしっかりと伝えてくれたのだと思いますが、本当にそのとおりで、彼女の行動力は社会に出てからも強力な武器になるに違いありません。

 

僕が日々の仕事の中で「スキル」や「経験」よりも、「行動力」や「スピード」を大事にしているのは、ビジネスを伸ばしていくための必須条件であるのはもちろん、「賞味期限がない」からでもあります。いつもいつも書いていることですが、価値観やテクノロジーの変化のスピードが早い今の時代において、「スキル」や「経験」の価値は一瞬にしてなくなっていったりする。そう、賞味期限が短いのです。

 

でも、バブル景気のときも、リーマンショックのときも、そして新型コロナウイルスが世界の経済を止めてしまった今も、「行動力の価値」が下がることはない。いつも動く人から、世界のすべてがはじまるのです。

 

冒頭で紹介した大学生は、僕がゲスト講師として招かれた講義で話したことを、今も大切にしてくれているようです。

 

「まずは手を挙げてみる」

 

そう、小さくても一歩踏み出してみた人に、人もチャンスも情報もお金も集まってくるのです。だからまず、小さな一歩を。
その踏み出し方がわからない人がいたら、遠慮なく相談してください。